先日北海道立近代美術館にフェルメールを見に行ってきました.
修復前を先に見てしまうと何か先入観を持ってしまうと思ったので,説明用ビデオも修復前も何も見ないで修復後の作品を一つの作品として初めて見ました.
良かったと思います.その修復後を見てから,ビデオの説明を見たところ,塗りつぶしたのがX線で調査した結果,フェルメールの没後だったため,塗りつぶした箇所を丁寧にはがしていき,再生したこと.
それにはフェルメールが有名ではなかったため,レンブラントの作品としたかったためではないかと推測されていました.
しかし,私が今までよく見かけたレンブラントの絵にはラピスラズリの青を使用した絵は今まで見たことがなく,本当にそんなことがあったのかなとふと疑問.
今回のコーデです.
着物: 紺色にピンクの茶筅のような模様が見える江戸小紋の単
帯:この時期しか締められないアジサイの帯
半襟: 鳥,ちょうちょ,お花
かんざし:オレンジの砂糖菓子の飴玉のような飾り
帯揚げ:グリーンと緑
羽織:白のレース羽織
羽織紐:自作
実はこの帯,修復後?です.もとは1000円で売られており,やや薄汚れていました.(締めてましたが)そこを悉皆屋さんの技でとてもきれいに!
私は物を大切にする派なので,1000円のものが数千円かけて修復されて本当嬉しかった(同じ白でもすべての帯がそうなるとは限りませんが)修復前もきちんと写真にとっておけばよかった.
ちなみに半襟に鳥がついているのですが,17世紀のオランダの画壇では,鳥は不道徳を表しておりあまり品の良い意味ではなかったとのこと.笑ってしまいましたが,これでまた一つ忘れない記憶となりました.
世界にフェルメールは全部で35点.東京でも見ましたし,10点ぐらいは本物を見ていると思うので,ミーハー精神でこうなれば「手紙がモチーフのみ」の作品とかジャンルを決めて追っかけしようかな.
久々の美術館で嬉しくて爆買い
オランダはミッフィーの作者のディックブルーナの出身国なので,ミッフィーグッズも充実.
レターオープナー,レターケース,名前入りハンコ(自分の名前がなかったので娘の名前),修復前後の絵が描かれたダブルファイル.カエルで描かれた本作品.
実は私モチーフとしてのカエル好きかもといまさらながら....心理学的には・・・・・どうなんでしょうね.(笑)
4時起きで午前中いっぱい勉強したかいがあって,充実の午後休みになりました.
現在の私:学生5割,仕事3割,着物と家事2割かな.
#着物大好き
#美術大好き
#和のカラーコーディネート