オトナの事情
今日は字ばっかりの上に、ちと重い内容です。気分が滅入りがちの方は、スルーされた方がよろしいかと…姫が通っていた療育園を卒園した後、その母達が集まって作った会があります。一つは自閉系のお子さんを持つ親達の会。そしてもう一つ、それ以外の障害児を持つ親の会。自閉系の親の会は姫達が療育園に入る前からありましたが、肢体不自由児や他の病気等を持っている子ども達の親の会は、それまでは特に無かったみたいで、同じ様に親の会を作ろうと有志が集まり、姫が卒園する1年くらい前だったと記憶しているのですが新たに会を立ち上げられたのでした。私は姫の障害の程度がごく軽い事もあり、卒園後は結局どちらにも所属しなかったのですが私の知る限り、自閉系の会は皆で集まって料理をしたり遊んだり、等のどちらかといえば遊び中心の交流会の様な感じ、対してもう一つの会は他所から講師を招いたりして、積極的に勉強会を開かれる等親も学ぶ機会を沢山取り入れた会になっていました。(本来は会員のみが参加なのですが、時々会員以外の人も参加できる機会があって、私も何度か 参加した事があります)でも年を追う毎に段々大所帯になって来て、そうなるとそれぞれ意見の違いなども明確になり、それに伴い、いざこざも増えてくる訳でして。それが聞いたところによると、最終的には会費などのお金の件も絡んできて、なんだかもうドロドロの状態で「空中分解」してしまったのだそうで…未就学児や小学生などの小さなお子さんの母達と、中学生以上の大きなお子さんを持つの母達と「目指す方向が違う」と意見の違いがある様な事は前に聞いていましたが、そこまで酷い事になっていたとは…今は、以前の会の中心になっていた人のやり方に疑問を持った人達が集まって、また新たに会を立ち上げて活動されているそうですが、それもなんだか色々あるみたいで、以前の会に入っていた人が、新たに出来たその会に入ろうとしたら「(新しく会を立ち上げた時に)すぐにこっちに来なかったから、 あなたはダメ」みたいな事を言われて入れなかったとか―――――なんでそうなるんですかね…完全に部外者である私が口を挟む事ではないですが、障害の種類や程度が違うとはいえ、皆同じく障害児を抱える身、一緒に仲良くしたらいいのに、と思うんですが…様々な事で健常児と比べて困難な部分がある事は、お互いよく分かってる筈なのに――(困ってる内容は、それぞれでしょうけど)内情は分かりませんけど、すんなりそう出来ない程の、相当なドロドロがあったという事なんでしょうか。でも、一般の人達にも色んな部分で大変な事を分かってもらわないといけないのに当事者同士で揉めてる場合じゃないと思うんですけどね…こういう会の中心に立つお母さん方って、行動力もあるし、はっきりものを言う方が多くて、実際そういう人がいるからこそ、助かってる部分もあるんですけど、(行政機関にもどんどん働き掛けたり等もされてるし)一度ぶつかり合うと泥仕合になってしまうのかもしれませんね。(だから私は関与しません…何も言えないです…怖くて)これから中学、高校と進むにあたり、分からない事も多いので何らかの会に所属していた方が何かと参考に出来る事もあって良かったかなと思っていましたが、こんな話を耳にすると、かえって何処にも所属していない今の方が、気楽でよかったなと思ってしまう…最初の頃は結束が固くて、一枚岩の様に見えた組織も、一度綻びが生じると案外脆いものなのかな…そして、人の気持ちって拗れると怖いなーと思ったと同時に、妙に重ーい気分になってしまったのでした―――ランキング、細々と参加中(笑)是非「ポチポチ」っとお願い致しますm(_ _)m ↑1日1回1クリック~♪↑