囀（TEN）のつぶやき

夕べ、激しい腹痛に見舞われたので
トイレに駆け込んだ。

トイレでは、痛みはどんどん増すばかり。
おまけに冷や汗までかいてきて
意識まで遠くなりだす始末。

こりゃやばいぞ！

と、腹痛が治まらない状態ながらも
一旦ズボンをあげて
トイレから出ようとふらつきながら
ドアに手をかけ開けた瞬間

ドン！

トイレのドアは大きく開きすぎて壁に当たり
私は私でそのまま倒れこんだ。

そのまま動けなくなって意識も朦朧としながら

世帯主が私を発見したら

そりゃあ、大騒ぎだろう…
そういう意味では発見されないほうがいいのか？

とも考えながら
一方で

あれ？
一体私はいつになったら発見してもらえるのだ？
私、結婚していて
世帯主は居間でテレビを見ていて
全く広い家に住んでいないのに
あのドアの音が聞こえないのか？

そんな事を考えたまま
どの位倒れていたのかわからなくなり。

そんな時

「オフロ　ガ　ワキマシタ」

という音声でふと眼を覚まし

ようやく起き上がることができるように。

ヨタヨタと世帯主の前に行き

「今、こんな風に倒れていた」

とわざわざ報告した私は
いろいろな不安を覚えた夜でありました。



ご心配しないでください。
その後、倒れることも冷や汗をかくこともなく今は元気です。
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