TEMPORARY ILLUSION
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REXATH
学校生活とか趣味のこととかについて、日々の思いをつづっております。
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小説だとどうしてこう近親がちょこちょこ出てくるかな~~とかいう邪念がどうでもよくなったぐらい澄んだお話です。
一見あっさりした萃の性格は風美が好きになりそうと言った通り、ひどく不安定で、ひたすら死に向かって突き進んでいくもろさにはこちらの胸をグイグイと突いてきました。
それだけに『N・P』の呪いから彼女を初めとした登場人物が解き放たれる事となったラストは、それまで常に儚げにしか美しくなかった情景が、きちっとした自己主張を持った美しさに変わっていたのが印象的でしたね。
友達が好きな作家として挙げてたんで試しに読んでみましたが、他のも読んでみようかな・・・。
図子慧 『蘭月闇の契り』 2007/04/17
『12月のベロニカ』 貴子 潤一郎 2007/03/20 コメント(2)
遠藤周作 『悲しみの歌』 2006/12/12
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