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わたいも横浜に引っ越してから結構利用する様になった牛丼のチェーン屋なんですが、
今回のめりけん国産の牛からBSE、いわゆる狂牛病が発見され、アメリカ本土の牛に 狂牛病全頭検査の実施をしない限り輸入停止を国が決めた煽りを食らって大ピンチに 陥ってると言うことです。 早くて美味くて安いを続ける為、安価でそれなりに美味しい米国産牛に頼っているので、 輸入禁止となれば材料が不足するわけで、看板商品が作れないと言う非常事態に陥って しまうわけですね。 どこもかしこも材料が入ってこないために、下手すると、この2月中旬にも在庫切れ、 販売が中断という事態が起こりかねないそうです。 ちなみにピエロもどきの居るマクドのハンバーガーのパティはどうなのかというと、 提携牧場はオーストラリアにあるそうで、100%オージービーフ故に、全く持って安全で あると胸を張って言い切っているので大丈夫なのでしょう。 わたいはモス派なのでマクドは滅多に利用してませんけども。 じゃあ、牛丼屋も豪州産に切り替えれば済む話なのではと思ったのですが、 何でも米国産輸入禁止に伴って卸値が高騰しだしたらしく、禁止する前に比べて 40%も跳ね上がったそうです。足下見やがってるんでしょうか。 国産に至っては論外で、これでは「安い」を貫けない非常に難しい問題であります。 対応策として各チェーン店で代替えメニューを新発売して何とか乗り越えようと必死です。 しかし牛丼・並1杯が平均250円に対して400円台なので余り代替えとしては…です。 24時間営業も一部で取りやめ、なんとか牛肉の消費を押さえていこうと必死なんですが、 それとは裏腹に、消費者側は「しばらく食べることが出来なくなるかもしれない」と いう意識の現れか、国内で見つかったわけで無いという楽観主義なのか知りませんが、 国内で狂牛病発覚時に比べるとさほど客足が遠のいていることはないそうで、 店側としては嬉しい反面在庫が切れそうで厳しいと言う矛盾が生まれている今日この頃。 さっさとアメリカが全頭検査を大統領命令で実施すれば問題ないんだとは思うんですが いかんせんあれだけ広大な国、掛かる費用もとんでもないことになるでしょう。 だからといって「発病したのはカナダから輸入した物だ。発病した牛の牧場の検査もした。 もう大丈夫だからだからさっさと日本も輸入解禁にしろ」などという責任転嫁に 出られても困るんですがね。 と言うより、カナダから輸入して米国産と宣って諸外国に売りつけているという方が 何かと問題有りそうなんですけども如何なもんですかね。 ところで。 よくニュースで狂牛病のことをBSE、BSEと連呼してる訳ですが、BSEってなんじゃらほい と思ったこと有りませんですか? 思ったわたいは調べました。 BSE = Bovine Spongiform Encephalopathy ( 牛海綿状脳症 ) いわゆる狂牛病の正式名称ちゅことですね。 しかし狂牛病とさんざん言って置いて何故にBSEと言い出したんでしょう。 答は簡単。 毎度毎度、根本的に間違ったところを指摘して放送禁止用語の数を増やすことに生涯を 捧げ悦に浸っている言葉気違いの方の功績です。 何でも「狂」という文字を放送することに異議ありなのだとか。 脳味噌スポンジになって牛が狂っちゃったんだからなんら間違いないはずなのにねぇ。 それはともかくとして、兎に角、一人暮らしの貧乏サラリーマンにとって、牛丼屋等の チェーン店は非常に有り難い存在なので、早期対策をアメリカがとって、安心して 食べられる日が来ることを切に願う次第であります。 今日は以上! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年01月09日 14時49分39秒
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