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2024.03.04
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カテゴリ:カテゴリ未分類


こんばんは。


えっちゃんこと越後屋が、3月2日土曜日、午後9時55分


虹の橋を渡りました。15年と6か月一緒に暮らしました。





私が精神を病んでから、何度も「自殺」を考え、


だからといって、猫たちを置いていけないから、


えっちゃんに、


「一緒に逝ってくれない?」


と尋ね、そのたびに


「嫌!」


を繰り返し、ここまで来ました。





えっちゃんはよく食べるので、見落としてしまったのですが、


気が付いた時には、かなり危ない状態でした。




先月の15日にかかりつけが休みだと勘違いし、


つっくんがお世話になった病院へ連れて行ったところ、


癌だろう、と。普通、生きているのが不思議なまでの貧血で


胸水も溜っており、呼吸も苦しいはずだ、と。


ここまで悪ければ体に出る、それをうま~く隠してここまできた。


と言われました。


胸水は抜けないか?と聞いたら、ショック死する可能性があるから、


と断られました。





ただ、私も簡単にあきらめきれなくて、かかりつけで診てもらい、


先の先生が毛を刈らないままエコーやレントゲンを撮ったので、


先生は「毛刈りしていい?」と聞いてきたので


「お願いします」

といい、エコーとレントゲンを改めて撮り見せてもらいました。


癌は、後ろ脚の方にもあるらしく、それでも胸水が問題で、


「一か八か掛けてみますか?」


と言われ、このままでは助からないなら、一緒だ、と思い


先生に託しました。何かあったら、連絡が入る、ということで。





夕方迎えにいったえっちゃんは、酸素室の中に入っていて、


ごはんも食べて、調子がよくなっていた。


この時、簡単な説明を受け、抜いた胸水はドロッとしていて、


腫瘍だと思われたところの影がなくなり、抜くことで楽にはなる、


とこの時は言われました。


できれば、レンタルの酸素室を借りてください、


と言われ、静岡にある、酸素室のレンタルをしました。


ただ、ゲージが大きいタイプが料金上頼めなくて、


ペットシーツ、えっちゃんが入れそうな猫ベッドを用意し


最初は鳴いたけど、お利口な子だから、ここにいるしかない、と。





それから4日後、詳しい結果をしることに。


まず、今、こうして動いて食べていること自体が奇跡だと。


肺の半分は癌細胞で壊死していて、胸水もある、


普通なら、生きてはいない、と言われた。


ただただ、この子の頑張りで生きている、と。


こんなすごい子は見たことがない、と。


だから、飼い主さんが諦めないで、


この子に寄り添ってくださいと言われ、


私は半泣きだったと思う。





胸水を抜いたほうが楽だと思っていたが、


えっちゃんが嫌がるようになり、行くのをやめた。


食べると私が喜ぶから、とずっと無理して食べて、


亡くなる前の日に、食べた後、苦しがってね。


あ~ って思った。それでも薬を飲ませ、


この後も苦しがったけど、治まって、水をよく飲んで。




えっちゃんが亡くなる数日前から、私の部屋では


不思議な現象が繰り返され、電気が点いたり消えたり、


誰も触っていないのに、白色から暖色に変わったり、


明かりが暗くなったり、そんな状況の中、


普段、私に甘えることのないすばるが、


何度も鳴いてきては、すり寄ってきて、


なんとなく、今日かな、と思ったのが、2日でした。





水も飲むし、えっちゃん、と呼べば応えるし、


でも、そも最後はあまりにも壮絶で、苦しみ悶えながら


息を引き取った。苦しさのあまり、目は見開き、


なかなか閉じなくて、結局少し目が開いたままだった。


爪と毛を切り袋に入れ、葬儀社に電話をし、


帰りを待った。不思議とあまり泣くこともなく、


ただ、ただ、「えっちゃんがもういない」


それだけが頭に残っていて、


最初の15日に、スマホでえっちゃんを撮影した。


声と、まだ元気な顔と、えっちゃんは、逝ってしまったけど、


近くにいてくれる、そう思った。


17日間の闘病でした。


本当にお利口で、限りなく強く、優しい子でした。


私を置いて逝けなくて、頑張ってしまった。


だから、私が生きている限り、えっちゃんとはずっと一緒。


これから先何年も私が生きている限り一緒だと伝えた。




かえって来たえっちゃんの遺骨には魂がなく、

どこ行っちゃったんだろう、って思うけど、

富士宮に帰ったのか、母のところへ行ったのか。

それでも、どこかにえっちゃんがいるようで。

えっちゃんとの約束だから、

生きていこう。





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Last updated  2024.03.04 21:15:35
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Re:沈丁花とスミレが咲くころ、旅立ちました(03/04)   kopanda06 さん
こんばんは。
朝霜が朝露に変わってきました。

えっちゃん、よくがんばりました。
生きることの大切さを身をもって示してくれましたね。

淋しいけど、ご冥福をお祈りします。
(2024.03.04 21:46:04)

Re:沈丁花とスミレが咲くころ、旅立ちました(03/04)   dreamrose さん
こんにちは。

えっちゃん、お星さまになったんですね。
ブログを読んで、天性音さんのためにえっちゃんがんばってくれたんだなあって思いました。
さびしくなりますが、これからもえっちゃんのことをたくさん思い出してあげてくださいね。

えっちゃん、ありがとう。
ご冥福をお祈りします。 (2024.03.05 07:10:10)


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