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明日から北京オリンピックが始まる。
まぁ、ぶっちゃけ見る時間なんてなくて、男子柔道だけはビデオにとろうかなと思ってるんだけどね。 今回の北京五輪の中で、一つだけ、絶対に見たい競技があるんだ。 それが、オープンウォーター(スイムマラソン) この競技の中で、俺の応援してる選手がいる。 南アフリカの、ナタリー・デュトイト選手(24)だ。 ナタリー選手は、小さい頃からオリンピックでメダルを取ることを夢として目指していた。 しかし、17歳のとき、練習帰りのバイク事故で、左足を失ってしまった。 切断手術を受けて、3ヶ月が経ち、彼女が言った言葉・・・ 「泳ぎたい。」 まだ、歩くこともままならないのに、彼女は、なんと練習を始めたわけよ。 モチベーション? もちろん五輪でのメダルを目指して。 しかし、彼女は元々平泳ぎの選手。 足が片方使えないのは、バランスを崩して、前に進むことさえ難しくなる。 そこで、彼女は、決断する。 腕を使った、クロール(自由形)に転向しようと。 そして、まず、彼女はアテネ五輪を目指した。 彼女は、2002年の英連邦競技大会では、健常者に混じって競泳女子800メートル自由形で決勝にまで進んだ。 しかし、決勝では、トップと10秒以上の差。 2004年アテネ五輪の出場はかなわなかった。 同年のパラリンピックでは5つの金メダルなどを獲得。 でも、彼女の夢は、あくまで、オリンピックでメダルを取ること。 健常者以上の猛練習で、彼女は運命を自分の力で切り開いていった。 絶対にあきらめることなく。 彼女は、自由形という競技から、オープンウォーターという競技に転向した。 この競技は、早い話が、スイミングマラソンである。 自然の海や川を使い、10kmのコースを競い合う。 スピードだけでなく、スタミナや、心理戦なども兼ね備えた競技である。 そして、今年5月3日にスペインのセビリアで行われた水泳のオープンウォーター世界選手権の女子10キロで、ナタリー選手は、なんと4位に入り、北京五輪出場権を獲得したんだ! 同種目は北京五輪で新採用され、この大会の男女上位各10人に同五輪の出場権が与えられることになっていた。 ナタリー選手が大事にしているという言葉を紹介するよ。 「人生の悲劇とは、ゴールにたどりつけないことではない。 人生の悲劇とは、たどりつこうとするゴールを持たないことである。 星に手が届かぬとも、それは恥ではない。 しかしその星を探さないのは、恥である。」 この詩は、ナタリーが寝る前に必ず復唱する詩だそうだ。 よく言うよね、夢はいつか必ず叶うって。 でもね、それは違うと思う。 思ってるだけじゃだめなんだよ。 ひたすら前だけ向いて、努力をし続けることをしなかったら、絶対に夢は叶わない。 ナタリーのように不可能とも思える選択をしても、必ず努力は報われる。 夢は、あきらめずに努力をし続ければ、絶対にかなう。 努力をすること。 努力することが、かっこ悪いって言ったことのある人。 努力することが、ダサいと言ったことのある人。 これから努力をする人。 今努力をしている人。 とにかく、みんな。 ナタリーの泳ぎを見てほしい。 17歳のオリンピックという夢を持った女の子が、片足を失って、それでも夢を追いかけて、24歳になり、健常者とともに出場するオリンピック。 彼女はインタビューでこう言った。 「私の夢は、出場じゃなくて、メダルをとること。」 俺も、どんなに仕事が忙しくても、ナタリーの泳ぎだけは見ようと思う。 俺の夢は、30億円をためて貧しい国に学校を100校建てること。 多分俺がこの夢をかなえたとしても、ナタリーの努力には足元も及ばないと思う。 でもそれでも、俺は頑張る。 どんなにどん底に落ちることがあったとしても、絶対にあきらめずに頑張る。 いつか、俺が学校を作ったとき、ナタリーを招待しよう。 そうしよう。 また一つ夢が増えた。 100校目の記念式典で、ナタリーを呼ぶことだ。 まずは、今日のノルマを終わらせることだ。 努力を積み重ねて、夢を叶える。 よし、みんなも、自分の志望校に合格することが、今の直近の夢だよね? しっかり頑張ろうね。 どんなに苦しくても、あきらめないで頑張ろうね。 おっしゃー、いくぜー!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月07日 17時10分53秒
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