北欧浮き草暮らし

2010/09/03(金)06:50

煤かぶり姫

海外生活(472)

昨日、煙突掃除の人が来てくれて、煙突の中を掃除してくれた。 特に異状もなく、30分ほどで仕事を終えて帰っていった。 今日、地下室のゲストルームに置いてある予備の冷蔵庫へ買いだめをしてきた食品を入れた。 キッチンに上がり、何気なく振り返ると 床に真っ黒な靴跡が付いている! とっさに自分の靴の裏を見ると、墨のようなもので真っ黒になっている。 すぐさま地下室に降り、明かりをつける。 すると 床中真っ黒 最初に降りたときは、感覚でだいたいどこかわかるので電気を点けずに冷蔵庫を開けたので、気づかなかった。 すぐさま相方を呼び、状況を説明。 彼はちゃんと煙突掃除の前に、煙突の扉を閉めたという。 (地下室の壁に煙突につながる小さな扉がある。) 隙間から洩れたにしては、量が多すぎる。 よくよく見ると、オーブン自体の扉が全壊になっている。 上からつついているときに勢いで全部流れ出たようだ。 こういうときは相方の出番。 彼にきれいに掃除してもらうことに。 掃除機で床の上の煤を吸い取る。 そして、どの位の煤がたまってるのか確認したい相方は、壁の扉を開けた。 すると、砂山のように煤が煙突の中から流れ出してきた! 部屋中、埃だらけもいいところ。 最初はこれを掃除機ですっていたが、らちがあかず。 掃除機の中のゴミ袋はいっぱいになったので、新しいのに交換。 ところが、うまくゴミ袋がセットされていなくて、掃除機中から真っ黒いほこりが出てくる。 目は痛くなるし、手は真っ黒。 うっすら頭の上には煤が乗ってるし。 結局らちが明かないので、スコップですくいだした。 10リットル以上の煤が、袋の中にたまる。 すごいなあ、一年の垢を落とすとこのくらいになるのか。 とはいえ、どうも多すぎるので違うコミューンの煙突掃除をしている人に聞いてみると相方は言う。 一年間使った薪の量とか考えると結構汚れてても仕方がないと思うけど、彼の経験上こんなに煤がたまったことはないらしい。 でももし、煙突が不良で壊れたり何かあったら保険がきかなくなることもあるとか。 夕食前に飛んだ大掃除になりましたよ、我が家。 二人とも手は真っ黒だし、爪の間に入った煤は落ちないし。 靴底や掃除機の中も真っ黒で、洗わないといけないし。 服も煤でうっすら黒い。 灰かぶり姫ならぬ、煤かぶり姫となりました。

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