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カテゴリ:kayak
ホクレア号を見に行ってきて、本『星の航海術をもとめて』も読んだし、ナイノア・トンプソンがどのように星を見てナビゲーションしたかが書かれていたこともあって、ちょっと興味が。。。
パソコン用のフリーソフトで星座ソフトを探してみました。位置を自由に変えてみて星の動きをシミュレーションできるものを見つけました。(残念ながらWindows用です。私のMacは現在休養中。) 『Stella Theater Lite』 http://www.toxsoft.com/sswpro/lite.html 『つるちゃんのプラネタリウム(フリー版)』 http://homepage2.nifty.com/turupura/download/free.htm インストールしてみて見てみる。(ステラシアターライトの場合) 1)現在地で「タヒチ(パペーテ)」選択してから、本に書かれていた南緯17度に変更。 2)自動再生モードで時刻の変化で正座の動きを見てみる。 本に書いてあったのは、ナイノアがタヒチの南緯17度の確認に使ったのは、シリウスとポルックスのペアであるから探してみた。 確かに2007年6月29日の場合、南緯17度で星を見ていれば、18時18分ごろシリウスとポルックスが真西をはさんで45度ぐらいの距離でほぼ同時に水平線へ沈んでいく。※このソフトで細かく見ると南緯18度の方が18時19分にぴったり同時に沈むようです。 (この日の南緯17度の海の上からの南~西の星空は素晴らしくにぎやかなはずです。南十字から西の水平線へと続く天の川にかけて明るい星が多い!) ちなみに南緯16度なら、シリウスは18時15分に沈みますが、ポルックスが沈むのは18時28分ごろで、10分以上も差が出ます。確かにこれぐらい違えば、『まだ同時に沈まないから南緯17度には達していない』という判定にも使えるのではないでしょうか。 実際にはスターナビゲーションでは時計を使わないので、さまざまな星の組み合わせを見て、緯度を推定できそうです! いやー非常に面白い!とても奥深い世界です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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