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テーマ:ザ大学(669)
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袰岩敬吉教授公開講座187 “感 性”4 八月二十一日朝八時十分。 私は市長選挙の投票依頼電話 をかけた。相手は小学校同級 生だから、私と同じ八十六歳 である。生憎、本人は不在で 家族が「今、出かけておりま すので…」という声の語尾に、 私は、ある逡巡を感じたのと、 高齢者がこの時間にどこへと いう疑問が頭の中を走った。 瞬間的に私は「入院している な」と感じた。 当っているかどうかはわから ないが、最近体具合いがよく なくて通院しているというこ とを聞いていたからだった。 これも一種の感性からといえ るだろう。 今、問題になっている“殴る、 ける、家具などに縛りつける、 必要介護をせず放置する、食 事や水分を十分に与えない” 高齢者虐待も感性豊かな係員 であれば訪問して家族と対話 しただけで、凡その察しをつ けて行政的に老人ホームへの 入所を手配し、家族の了解を とりつけて解決することがで きると思う。 すべて法規の改正や施設の増 設に頼ることもあるまい。犯 罪捜索然りだ。感性を身につ けることに努力したい。 その方法説明は他日に譲るこ とにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.26 01:55:24
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