本来のあなたの力

上手に嫌だと言う方法を教わらなかった人々がいます。

たとえば、
母親が、されて嫌なことを「これはしないでね」とキチンと言わないで
「こんなに疲れているのに、がんばっているのに、こうなのに
あなたたちはちっともわからない」といった愚痴で伝えていた場合などです。

相手に対して
「あ、これはこうするね（の陰に、『こちらはしないね』があります）」
といったようなことが簡潔に言えない傾向があります。

そういった傾向が高いと、関係性の中で
「無理をして相手のことが嫌いになる」か、
「無理をしても相手が要望をわかってくれないので（嫌と言わずに理屈ばかりで説明するので）相手があなたをないがしろにするパターンを築く」
といったようなことになります。

本人は言っていると思っていても、実際には言えていない人々もいて、
「これは私したくないからしないね」
「これはちょっと私のやり方とは違うから、こうするね」という一言が言えない場合、
「これはこうだと思うの、こうしてみたらどうかな」とか
「これはこういうことだから、こうするとこうなって」という説明ばかりしていて、
（要は自分が嫌だからこうしたい、ということが言えていない）
やっぱり近しい関係で複雑な諍いが起きます。

異性との関係性ができない
どうしても縁が切れる人

というのは、ここら辺の整理をすると、異性とかかわれることが、ざらにあります。
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