本来のあなたの力

あなたが誰かに嫉妬してしまうことが多いよう感じるのであれば
二人の（あるいは複数の）問題は何か
心に聞いてみてください。

たとえば、離婚経験のある彼と付き合っていて、
子供に優しすぎることに嫉妬をしてしまう、とします。

それはご自身が幼い時から、「自分と●●を比べて、●●ばかり可愛がっている」と
感じていたことの投影かもしれません。
でも本当は、子供には確かに優しいけれども、
あなたとの問題は、それに影響されていないことだってありえます。

本当は単純に、「ねえねえ、もう少し時間を一緒に使おうよ」と計画したら済む問題なのに、「なぜ私だけをもっと大切にしてくれないの？」という嫉妬があまりに大きすぎて
相手が抵抗してくることさえ、あるかもしれません。

嫉妬深い人は
「二人でいると起きる問題を、全部他に人がいるせい」だと思いがちです。
上の例で言うならば、
「彼に子供がいるせいで、こんな問題がおきる」と思いやすいということです。

嫉妬深い人々は、「二人の関係で起きる全部の問題が、その人がいるために起きている」と
どうしても考えてしまう癖があります。

しかし、事実、そうなのでしょうか？本当に？
「あの人がいるのがいけないんだ！」と思っているけれど、本当の問題はなに？

そう心に聞き続けることは、とても意義深いことです。

心に聞くというのは、
「こうだし、ああだし、こうなっちゃうし、こうなんだし」という
頭に浮かんでくる考えを鎮めて、
「本当はどうなんだろう？」
「本当にそうなんだろうか？」とこころに聞き
自然に出てくる答えを待つという意味です。

そうやって、今あなたがつまずいている真実の、本当の問題が見えたときに、
解決するための扉が見えるようになるのですから。
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