金田湾でのボート釣り。タコ蛸乗ってこい!
ずいぶんご無沙汰してます。約一年ぶり、ですね。なぜか釣りをしています。小学生の頃は、ほぼ毎日釣りをしていました。実家の近くが海だったのです。そして今、家の近所には東京湾!東京湾はいろんな魚が居て楽しいです。湾なので、つり方もいろいろ。その中でも、「ボート釣り」が楽しいですね。陸からは狙えないポイントを自分の好きなように攻める。手前船頭の楽しさ。そんなボート釣り、2回目の釣行に行きました。前回と同じ金田湾。メンバーも前回と同じで、同じ会社のM先輩。前回は、キスがあぶれなくつれるという金田湾で一匹もキスが釣れなかった。今回は、一匹つれました(笑)そんなことで喜んでどうする(笑)マゴチを釣らないと!!マゴチを。今回は本命マゴチ。第二本命、シロギス。真の本命はイイダコ(笑)この日は朝一にイケス前に・・・。あ、イケス前というのはポイントの名前です。ちなみに、イケス前に行ったつもりになって、イケス前の手前(笑)いやあ、すごく遠いんだもん。でも、そこで、さおを出すと、すぐに一匹!メゴチです(笑)しょうがないので、一発目から、マゴチのえさにしました。マゴチかからないかなあ。マゴチを待ちながらジャリメを小粋に盛り付けながら投げていると、キューーッとひときわ強い引きが!これは・・・、前回つれなかったキス様では?!キスの引きは強いって言うからねえ。そうか、これがキスの引きか。メゴチも十分に強い引きなんだけど、これはまた強いねえ。と、釣ったも同然のキスに心を躍らせてると、キスにしては妙に太い。太い上に横じまがいっぱいある。歯がすごい。キュウセンベラでした。うーん、ベラか。ベラを釣るのが初めてだから、キスじゃなくても若干うれしい。引きが強いので楽しい。ベラの居るところにキスあり。と自分を奮い立たせて釣る。一方のM先輩は私が一投目からメゴチを釣って、えさにしていたところ、シロギスを一荷で釣っている。やるな。M先輩の竿にはぽつぽつとキスがかかる。一方の私の竿にはメゴチとベラばかり。といっても、ベラはこの日一日で3尾しかつれなかったので、ほとんどメゴチということになる。悲しい。そう、前回からメゴチばかりを釣っているのだ。メゴチはてんぷらにするとすごくおいしいんだけど、腐りやすいので、めちゃくちゃ臭いのです・・・。なので、今回は極力逃がす方向で。大き目のものか針を飲んだものだけをキープする。そのうち、尿意をもよおしたので、ボートの上でスーパーのビニール袋におしっこする(笑)船下まで仕掛けを寄せて置き竿にし、釣具の上州屋のビニール袋を取る。前回はほとんど飲まず食わずで釣っていたので、おしっこは陸に上がってからしていたが、今回はボートの上で。社会の窓から蛇口を出して、放水のポーズになる。その瞬間、船が巻き起こした大波が!!!(笑)ああ、やめて!揺らさないで!今この状態で蛇口が緩んだら、大変なことになってしまう!私の威信はタイタニックのように深海に沈んでしまう(笑)もともと無いけど(笑)きっちり蛇口を閉めたことで、幸いなことに揺れが収まるのを待つことが出来た。揺れが収まったので、蛇口を緩める。自信なさげにちょろちょろと出始める。しかし、出始めるとすぐに渓流のような尿が鉄砲水となり、小ぶりな袋を満たしていく。ああ、ヤバイ。新しい危険が。そう、袋からあふれそうだ。と思ったが、何とか踏みとどまり、蛇口を仕舞って、ビニール袋の液体を捨てる。もちろん、置き竿とは違う方向だ。※釣りとは関係ない部分で盛り上がってしまいました。 お食事中、もしくはCCレモンを飲んでいる方、ごめんなさい。さて、スッキリしたし、仕掛けを上げて、投げようかな。と、引いてみると、ずっしり重い。ん??重い。魚がついている感覚があるが、全然引かない。重い。あげてみると、長い魚が付いている!おお、アナゴだ。40cmはあろうかという立派なアナゴだ。30cmオーバーの魚を釣るのは初めてだ(笑)キスはつれないけど、クリーンヒットだ。うれしい外道をゲットした。そんなアナゴで喜んでいると、M先輩も重いといいながら仕掛けを上げている。アナゴか?!とウキウキしながらあげてくると、黒っぽい丸い物体が付いている。おおお!!今回の新の本命、イイダコだ。イイダコがキス用のえさ、アオイソメに食いついている。そう、イイダコはキスの仕掛けで釣れる事がある。イイダコは岸よりの浅場でつれると聞いていたが、こんな沖でも釣れるのか。後で、岸近くでイイダコを狙おう。M先輩と固く誓った。しばらくすると、私たちのボートの近くで釣っていた人が、知り合いのボートに向かって、「キスがつれた!」と言っていた。すぐに私の竿にもアタリが!ん?キスか?メゴチか?引きが弱いからメゴチだな。と決め付けて引いていると、白い魚体が!おおっ!第2本命のシロギスだ。前回のリベンジを果たしたぞ!さて、シロギス釣ったし、次はメバルを釣りましょう!といいながら、磯場の近くへ。ところがその移動中、ボートのゆれが変な感じに。そう、ボートに酔ってきたのだ。磯場で釣っている間、ずっと気持ち悪かった。しかも磯場ではM先輩がキスを追加しただけ。M先輩はイイダコでも釣ろうと、イイダコテンヤを投げると、糸が切れて、テンヤだけが飛んでいった。そんな傷心のMさんに「私の仕掛けを貸してあげますよ」とそそのかして、イイダコが釣れる岸よりの浅場へ移動。イイダコテンヤとマルイカ用の浮きスッテの仕掛けを2本竿で投入。M先輩にもスッテ仕掛けを貸してあげた。テンヤとスッテを地面から離さない様に小突いても、イイダコは来ない。近くでテンヤを投げていた別のボートの人が、「来たーーー!!」と絶叫していたが、上げると何も付いていないテンヤがあがってきた(笑)彼はその後もずっとラッキョウだけが付いたむなしいテンヤを上げていた。そんな様子を温かく見守っているとボートに同船しているM先輩が、「ねえねえ、あれがいいんじゃない?」と声をかけてきた。見ると、いかにもイイダコに慣れていそうな人が蛸のように2本の竿を操っている。そう、私たちに何かがやってきた。神様だ!イイダコの神様がやってきた。その神様は、M先輩の声が聞こえたのか、私たちに正しい釣り方らしいものを見せただけで、イイダコを上げることなく新天地を求めて移動した(笑)まさに神。神様のまねをしていると、左手に持っていたテンヤをぶら下げた竿が重くなっている。「ん?なんかおもいなあ。上げてみるか」といいながら上げると、立派なイイダコが!おお!これがイイダコのアタリか。このアタリはなかなかすごい。つれた蛸をスカリに入れて、テンヤを投入。スッテの方には来ないが、M先輩のスッテにイイダコが来た!おお、スッテでも全然釣れる!すげえ!なんていいながら、もたもたした後にテンヤの竿を取ると、ひときわ重い。「重い、重い!」とウキウキしながら上げると、蛸が2匹も付いている!(笑)ダブルで来ることもあるようだ。しかし、かんなには一匹しかかかっていないので、一匹は逃げていった。くそう。ダブルでつれたら面白いのに。そんな感じで、移動を繰り返しながら、2時間ぐらい釣っていると、二人でイイダコが20杯釣れた。まあまあの結果だ。そうこうしている間に時間切れ。沖あがりの3時ぎりぎりまで釣って、最終結果は私とM先輩で・第1本命 マゴチ → なし。・第2本命 シロギス → 8尾・真の本命 イイダコ → 20杯・外道、ランキング1位 アナゴ → 1本・外道、ランキング2位 キュウセンベラ → 4尾・外道、ほしくないけど・・・ メゴチ → 8匹という結果でした。おお、M先輩と二人で食べるには十分すぎる量です。マゴチがつれなかったのが切ない。M先輩と食べるべく、私の家へ。わたしがすべて料理。キスは大きめ2尾を刺身、残りはすべててんぷら。アナゴもてんぷら。キュウセンもてんぷら。メゴチもてんぷら。イイダコは、7杯ぐらいを茹でて、おろしポン酢で。残りはすべて、煮物にした。イイダコのおろしポン酢は最高においしいです。今度はしゃぶしゃぶにしよう!とM先輩と約束し、酔っ払いのお約束のおやすみなさい。翌朝、4時に起床して、二人でシーバス狙いで横須賀まで行きました(笑)連荘かよ(笑)普段は優柔不断なM先輩が「必ず釣れる!」と断言したので行って見ましたが、結果はボーズでした(笑)もっとリサーチしてから断言してください。もしくは釣り方を習ってきてください。ということで、イイダコの魅力に見せられた私とM先輩は来週どこに行こうか悩んでいます(笑)極力イイダコの方向で。楽しいです。