Cosi Piano Piano

ヴェネトのIGT、生産者はアッレグリーニ。コルヴィナ・ヴェロネーゼが苦手な僕ですが、アッレグリーニ造るの「ラ・ポヤ」は飲めるんですね。
基本的にはヴァルポリチェッラ及びその兄貴ぶんのアマローネは諦めました。一生のうちに飲めるワインの量は、そんなに多くありません。他のを飲もうと決めました（しくしく）。
で、この「ラ・グロラ」もコルヴィナのワインです。他に、やはりこの土地特有の品種ロンディネッラと、シラー、サンジョヴェーゼのブレンド。バリック熟成。美味しい～。これなら、独特の、甘苦いような、青臭いような、干しぶどうのような、ヨードチンキのような、傷んだ果物のような（すみません故意に悪く行ってます反省してます）ニュアンスを感じません。しいて言うなら...ドライフルーツのような凝縮した果実の甘さ（笑）...でしょうか。
1997をずいぶん飲みました。2500円でしたが、その価格帯では、断然美味しいと思いましたね。これは2780円でしたが、やっぱり美味しいです。上記の果実味に加え、酸がピシリとしてますから、甘さがだれません。バリックがよく効いていて、やや細かすぎるタンニンを引き締めて、かつ、それ自体が美味しい気がします。
美味しいタンニン。「ラ・ポヤ」もそうですが、コルヴィナは絶対、バリックと相性が良いですよ...僕に言わせると（笑）。ビシっと効かせて下さい。ははは。

La Grola 2001 Allegrini