ちびボン's　Room

　ちびボンは、来月から三重県で仕事に就くことが決まっています。


　実は、学校関係･･･そう職員。（まぁ、どこの、何の職員さんになるのかは、企業秘密です）


　そして、今回の戦いの始まりは、３月８日夕方にかかってきた電話だった。



　相手は、上司さん。



　「どうも、こんにちは。ちびボンさん、明日来れる？」


　
　「はい、明日アパートの内装を拝見しに三重県に行こうと予定していたので、大丈夫ですよ」


　「じゃぁ、よかった。明日卒業式の予行練習があるので、見に来てください。」





･･･σ（＾＿＾；）？







　「あ、はい。分かりました。伺います。」



　
　「まぁ、必要書類も渡したいし。それから、１５日は卒業式当日、いつも新人さんにもお手伝いをお願いしているので。」



　
･･･と、突然言われ、まぁ、仕方ないなぁ～と思いながら、当然学校へ行くことに。




　しかし、その晩は、なぜか。いえ、いつも夜中から朝方にかけて起きており、朝方から昼まで寝るという、夜型人間ちびボン。そんな突然体は言うことを聞いてくれるわけでもなく、結局、眠れず、一時間しか睡眠できずに三重県に向かった(T^T)



　ａｍ１０：００頃に、不動産屋さんに顔を出して、早速アパートの内装を見せてもらうことに。



　実は、以前から間取りや外装に関して気に入っていたのですが、いろいろ大家さんの都合により、鍵の手配が遅れ、内装は見れずじまいだったんです。


　でも、内装を見せてもらって、やはりここだ！！ということで、早速持参してきたメジャーであらゆるところの寸法を測りだしたちびボン。


　不動産屋のお兄さんも、手伝ってくれる。



　同時に、クリーニング（部屋の清掃）中で、そのため業者さんも何度か入ったり出たりと騒がしく、さらにその業者さんには、


　「おっと、お二人のところ邪魔して悪かったねぇ～」


　となぜか茶化される。

　別に不動産屋のお兄さんは、本当に感じのいい人だったので（ちなみに彼女持ちさんですよ！！）、そんなにも嫌な思いもしなかったのですが･･･



　ただ･･･



　ただね･･･



　あなたの鼻毛が少し出ていることが気になって、会話中も鼻毛に目がいってしまうのを、何度ごまかしたことか･･･。



　別にいいんだけどね。



　まぁ、そんなこんなで、今後の手続きの話も終わり、店をあとにした。



　そして、学校に着いたのはｐｍ１：５０ごろ。



　上司さんと顔を合わせ、



　「じゃ、今から始まるから･･･」



　といわれ、事務の人にかばんを置かせてもらうのに、案内されて、さて行くかと思い後ろを振り返ると、上司さんの姿はない。


･･･え？？私は、どこに行けばいいの？この学生の大群の流れにのって、行けばいいのかな？



　と思っていると、同僚？の職員さんが、慌ただしくちびボンの前を通っていった。（すでに職員さんたちには、自己紹介済み）


　「あ、あ、どうもこんにちは。もう、会場に向かっていいんでしょうか？」



　「あ、どうもこんにちは。うん、もうこのまま会場にいっちゃっていいよ」



　とその職員さんの後ろについて、会場に入る。


　そして、案内されたいすに座り、その状況を見守る。



　なんだか、懐かしかったねぇ～。


　時間過ぎても遅れてくる学生に先生が喝をいれているところとか、くちゃくちゃしゃべる学生に注意しているところとか･･･。


　まぁ、そんなこんなで予行練習開始。



　あれって、「卒業生、起立、礼」とか「在校生」とか「保護者」とか、いろいろ言われるじゃないですか？



　･･･ちびボンは、今回どの立場で行動すればいいのだろう。



　てか、予行練習見に来てくださいって言われただけで、別に行動しなくていいのかな？？座っているだけでいいのかな？？


　と疑問に抱きつつも、とりあえず自然と予行練習に参加。



　一応「教職員」でね。



　･･･でも、それより、何より、学生たちの珍しがる視線がかなり痛かった（＞＜。。）



　そうよね。お前何者やねん！？って感じなんでしょうね。


　ちびボンも、そう思うよ。



　私って何者やねん！？って。

　なんでここにおんねん！？って。
　
　どうして、不動産屋の兄ちゃん鼻毛出してるねん！？･･･ってこれは関係ないか（汗）



　ちょうど席の位置も、端なんだけど、在校生と卒業生の境目の当たりだから、前（卒業生）からも後ろ（在校生）からも視線を感じる。






　･･･まぁ、しゃ～ないな･･･と思いながら、予行練習に参加。



　予行練習終了後、今後の予定など話して、帰れたのはｐｍ５：００。



　そうそう、上司さんに１５日（卒業式）は、一日かかるから･･･といわれ、正直、ゲッと思ったけど、


　たぶん３時半には終わると思うよ。


　と聞いて、そっかぁ、今度の職場は、２４時間びっしり労働じゃないのよね（＾＾）とホッとしてしまった。全然頑張りますよ！！って感じですね（笑）



　実は、前職は、本当に２４時間びっしり労働で、しかも職場に住み込みなので、休みんでいても、休んでいる感じは全くないとこでしたので。しかもいつ部屋に設置しているインターホンで上司からお呼び出しがかかるかもわかりませんからね。。あなおそろし。。


　
　にしても、一日かかるという言葉で、常識の範囲が考えられなかったちびボンは、まだ前職の毒牙によって、麻痺っているのね。。



　さて、本題に戻りましょう。


　やっと帰れることになりましたが、もう睡眠時間１時間で、さすがにふらふらしてきたので、このまま国道を通って帰ると１時間だろうけど、ちょうど帰宅ラッシュ時間でそれ以上時間がかかるだろうと予測する。


　そして、高速なら３０分で帰れるので、とりあえず母に電話を･･･



　「今日、夕食、誰が作るの？」


　「あんた」


　「無理だって、今から帰ると遅くなるよ。」


　「なんで？高速で帰ればいいじゃん。」


　「じゃ、お母さんが高速代払ってくれる？それなら夕食作ってもいいよ」

　
　「いくら？」


　やった～！！高速で帰れるかも？


　とちょっと期待していたら･･･


　「３０００円」


　とちびボンが応えると･･･


　「国道で帰って来なさい」

　と母即答ｏ－＿－）＝○☆･･･後に○｜￣｜＿ちびボン果てる。



　はいはい、帰りましたよ。国道で。ひたすら車を走らせ、帰りましたよ。



　そして、夕飯食べて、もうその日も爆睡でした。



　はぁ～、疲れたぁ･･･。フゥ～。