長く独り暮らしだった伯母が生前「私のお葬式には、
お坊さんは要らない。戒名も要らない。香典で、美味
しいお食事でもしてね。」と、ときどき話していました。
伯母が悪くなりだした先月末、希望の葬儀社へ母と
相談に行くと、お通夜・告別式無しのお葬式ってのは
最近多いそうです。一応プランを作ってもらいました。
それが良かったのか、亡くなって電話をしてから事が
とてもスムーズに運びました。お通夜は無しでしたが
親戚が日中、伯母にお別れに来てくれました。香典は
無しで、代わりに柩に入れられる花や花束にしました。
近親者6名+担当者さんで、和やかに明るくお葬式を
しました。母が作ったお弁当を入れました。珈琲好きな
話しをすると、担当の方がインスタント珈琲を作って、
入れて下さいました。こんなサービスも嬉しいですね。
みんなで楽しく思い出話に花が咲きました。いっぱい
お花を入れて、伯母を囲みました。元々きれいな人で
したがもっときれいに見えました。90才だなんてとても
見えなくて。「ありがとうございました」と、お別れしました。
お骨になった伯母と遅いランチをみんなでしているときに
「私もこんなお葬式が良い」「少人数で和やかで良かった」
などとみんな話していました。私も和やかで良いお葬式
だったと思います。伯母は、満足してくれたでしょうか?