京都岩倉にある「実相院」へ、行って来ました。
新緑の「床みどり」。そして紅葉の「床もみじ」で
とても有名なお寺なんですが、今回の目的は別。
通常は非公開の「清朝・星図屏風」の特別拝観が、
先月から始まっています。運が良ければ「清国地図
屏風」も、この時期見られるはずですが、どうかな?
京都駅から地下鉄烏丸線で国際会館まで乗り、バス
だと終点なのですが、今回はタクシーで。5分くらい。
門をくぐると、緑のカエデと蓮の花が迎えてくれました。
拝観料は、500円。内部は撮影禁止なので、実相院HP
にてお楽しみ下さい。よく晴れていたので、黒光りの床に
カエデのエメラルドグリーンがよく映えて、それはそれは
美しくため息。通路に正座して見ると、一番良かったです。
「星図屏風」のある部屋を通り越して、まず山水庭園。
裏山の景色、両側のカエデが美しくて。これが秋には、
燃える紅葉になるんですね。だけど人も凄いそうですよ。
お目当ての「星図屏風」へ。うわー美しい!金屏風に、
ラピスラズリのような色の宇宙、そして数多の白い星座が
描かれています。中国語で星の名前が書いてありますが
残念ながら読めません。説明もありますが、これも然り。
でも黄道(太陽の通り道)や、28宿(月の星座)も描かれ
ています。私は奎宿なので、これを探したりもしました。
ずっと見ていたら、北斗七星はこれかな?と、思えたり。
遠くから眺めると、大宇宙が広がっていて、何とも言えず
ロマンティック。清朝の星図屏風が、どうして此処にあるの
かは、謎。説明もありませんでした。「清国地図屏風」は、
今回見られず。またの機会を待ちましょう。でも満足です。
つづく
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