カテゴリ:薬膳料理教室
18日(月)に、恒例の薬膳料理教室があり行って来ました。 そろそろデトックスの時期です。寒い冬の間、体を守ってくれた 脂肪を溶かす季節です。そのお役目を「肝」と「胆」が担ってくれ ます。高タンパク低脂肪の和食が、◎!肩の力を抜きましょう!
まずは超オススメの青魚。頭の回転も良くなる、血液も綺麗に カルシウムの定着に役に立つ、体が軽くなる、良いことだらけ。 今回は、イワシを。頭の少しへっこんだ所に包丁で切り込みを。 そのまま首を折り、上に引っ張ります。ほぼ手作業で出来るの ですが、なんせみんな特に私、へたくそ。骨に身がいっぱい・・・
外皮を切って見栄えを良くします。そしてイワシに塩をして数分間。 出て来た内臓や骨は、お汁の出汁に使うそうです。内臓は食べら れるみたい。このまま置いておきます。その間に次の作業開始。
イイダコです。でもまだ頭に卵は入っていません。旬はこれから。 このぬるぬるのイイダコに、塩を加えてぐるぐると混ぜてあぶくを 出し、そのあぶくで足の吸盤の中までしっかり洗います。砂のよう なのが沢山出て来て、ビックリ。最後は流水でゆすぎます。みんな 一生懸命し過ぎて時間をかけすぎた結果、タコが塩辛くなりました。
タコの足を広げるようにして、フライパンや鍋に並べておくと 火が通ったら首が上に立ち、タコらしくなります。これは面白い。
火が通り過ぎないように気を付けるのが、コツ。熱々のときに 包丁でカットして、みんなで試食しました。タコは疲労回復に◎ タコスミは、イカスミよりも栄養があって貴重なんだそうだそう。
普通のタコもイカに比べて量が少ないらしいですけど、イイダコ は尚更ですよね。頭が真っ黒になるくらい持っていたタコと全然 なのと、いろいろありました。味はあまり変わらないような気も。 これに刻んだパセリを山のように混ぜて、酢の物にしました。
さてイワシの塩を洗い落とし水気をふき、片栗粉をつけて余計な 粉を払い、油をひいたフライパンで焼きます。3~4いけました。 タレは、醤油:酒:砂糖=3:3:1。生姜・ニンニクのみじん切り、 葱の小口切りを混ぜて、これを焼き上がったところに入れます。 あらかじめ炊いていたご飯を丼によそい、イワシをのせます。
今回は他にも、魚のコンソメ(?)・・・いりこで出汁を取った汁に イワシの内臓や骨を大きな茶こしに入れて煮立たせたもの。透明な お汁で、とても美味しかったです。みんなは、内臓も食べてました。 そしてぷるぷるわらび餅風(溶かしゼラチンに味噌粒あんを入れて 冷やして固めたもの)切って、きな粉で頂きました。これも美味♪
今回、イワシのさばき方、タコの処理方法を習いました。家で 出来そうです。手が何度も臭くなりましたが、結構簡単でした。 大豆製品(納豆など)も脂肪を分解するのに良いそうです。私も デトックスを頑張って、元気に春爛漫を迎えたいと思います。
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