♪ あったかい気分で家作り♪

2007.2月　

毎回納得いかなかった私たちの様子はよく伝わっていたようでしたし、解約は比較的スムーズでした。それはありがたいと言うか、土地の条件から、すぐに書い手がつくようなところでしたので問題なかったのでしょう。

一方、2006年晩秋くらいに、家から程近いところに素敵な家が建ちました。なんだか他の家とは違う、興味をそそる家でした。

ある日勇気を持って、私と同じくらいの年のそこの奥さんに会ったので勇気を持って話しかけてみました。

「素敵な家ですね・・どこで建てたのですか・・あの部分は何ですか？・・・」など。
するとその奥さんが「中、見てみます？」と言ってくださり見せてくれたのです。

玄関に入ったとたん私にとっての衝撃でした。
無垢の床、珪藻土の壁、古民家を思わせるような玄関の板張りの吹き抜け天井。

部屋の中も本当にあたたかい雰囲気でした。こんな家が欲しかった！！

「M工務店ですよ。話だけでも聞きに行ったら？土地さがしのお手伝いもしてくれますよ」
と薦めてくれました。
その日の夕方、見知らぬ私に家を見せてくれたお礼に、青森の友人から戴いたリンゴを持って
またその家を訪ねたところ、その家の前に一人たたずんでいる人がいました。服装からして工務店の人かなと思いましたが、その人はピンポン♪を押すわけでもなく、しばらく家をじっと見つめていました。
「お先に」と言って私は奥さんにリンゴを渡して挨拶をし、そのあと奥さんが「あら！どうも！！」とその方に声をかけていました。

後でその人がM工務店の社長（の息子ですが、今はM工務店を主導的にやっています）だと知りました。そんなところでご縁があったんですね～なんて後々話をしたんです。
自分たちの建てた・出来上がった家を愛おしく見ていたみたいな感じでした。

そんなふうに私たちの家作り再スタートが始まっていったのでした。