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直リンク禁止キャンペーンへの素朴な疑問など
世間のサーバーでは改変が大流行である。楽天でも新機能が追加されたとかで、使いにくくなったと違和感を感じておられる方は多いはずだ。小生もネスケ4や古いmozillaでは背景が消えた!(ジャバスクリプト対応になったようだ。ネスケ7では背景がちゃんと出ている) 更に最近、各ページ上でも、リンクフリーだの、このページにはリンク禁止だのという表示を良く見かけるようになった。直リンク禁止キャンペーンへの疑問も、そのつど感じてきたものである。 小生も実は、自分のブックマークを公開するにあたって、無断リンクという言葉をわざと掲げている。 だが、卑しくも誰でも閲覧できることが建前のホームページを出しておいて、リンク禁止というのは、どんな了見だろうと思ってしまう。リンクしてくださいといって提供しておいて、いや、やっぱりそれは禁止だと言い直しているわけである。 さらに楽天上では、黙って通りすがりはだめ、とかいう表示さえ時折見る。ホームページを訪問したら、いちいち入り口で自己申告し、挨拶しなさいというわけである。 顔ナシさんの訪問が嫌だったら、自分のページにカギをかけて、門と呼び鈴を置くべきである。文字数の多い小生のページなど、開放にしてあっても入り口で引き返す人が多いと予想されるのだが、カギのかかったそんなページならカギを壊してでも入ってみたくなるものである。 小生は今でも、未知の地域への訪問には、使い慣れた古いmozillaを使う。最新のホームページビルダーで作ってあったり、ジャバスクリプトを多用してあったりすると、まともに入れないので、その場は、直ちにそこから引き返す。 契約書の交換でもしない限り(買い物などは契約書の交換にあたるので仕方がないが)これこれこういう理由でクッキー必要ですという断りのないクッキー類の提供は、こちらからじゃけんにお断りする。更に、アクチブx類のインストールなど勧められたら、そこは、いかがわしい場所だと判断して二度と近寄らないようにしている。(従って多くのいかがわしいサイトから締め出されてきた。但し優良ポルノサイトは見てます) 残念なことに、最近は多くの公共サーバ(楽天なども)が、ジャバスクリプトオンでないと、まともに入れないサービスを多用し始め、同時に過去のウエッブ上での約束事を、次々と反故にするような態度を取り始めてきた。 多くの皆さんは、これを高機能サービスの開始と勘違いしているようだが、実はユーザーの足切りと同時に、サーバーを維持するのに当然用意すべき底辺の裾野の省略なのである。 つまり高機能をエサに合理化を図って、十分すぎるほど増えたユーザーの自由度を狭くし、ついてこられる必要なユーザーだけを確保して安上がりにサーバー運営をやっていこうとしているのである。 開設当初は自由だった画像ファイル等へのリンクを、他のサーバーからの呼び出しには答えないようにするなどといった、サービスの足切り行為が、まさにそうである。すでにやっている不埒なサーバーも数多くあるようだ。大概が、能力以上に顧客を抱えすぎた無料サイトらしいが。 これは、足切り、つまり合理化なのではないのですか?? アクセスが集中して、通信に支障が出る。ならば増えたユーザーの必要とする分だけ回線を太くしなさい。サービスというエサでつってユーザー登録を増やし、釣ったカモを締め上げるというやり口は卑怯である。 これを多くのユーザーに新マナーとして広め、キャンペーン化して押し付ける行為にいたっては、もっと汚い擬似宗教にも似たやり口であるように思える。 他サーバーからの画像リンクの禁止は、やがて他のサーバーからのホームページ自由リンク禁止への布石であると思われるからだ。 遠い中世の過去に、荘園の囲い込みというのがあったが、まさにそのような時代が始まりつつあるのである。 ie(インターネットエクスプローラー)こそは、まさにそのような、奴隷確保の意図をもって送り出されたターミネーターであることが、最近特にみえみえだし、多数の顧客を抱えることがメリットとなる公共無料サイトのいくつかも、遅れまいと、その方向にせっせと動きつつあるように思えてくる。 文句があるなら自分でサーバーを立てなさい。最もウチの顧客には相手をさせないようにしますがね、というわけである。 しかし、今一度、インターネットの基礎理念を振り返ろうではないか。 インターネットって何ですか?自由なリンクで成り立っている情報交換世界じゃ ないんですか? 有料サイト、課金サイトが高機能を誇るのは勝手だが、無料で提供されてきた公共サイトの足切りには、断固ブーイングの嵐を起こすべきである。 ホームページの閲覧は、本来どこからも自由であるべきだし、閲覧というのは、=リンクということなのである。 リンクが増えてアクセスが増えて重たくなって、サイトを閉鎖する人はいるだろうか? 実際にはサーバーの管理者から警告されて、しぶしぶ引き払うというのが真実だろう。あんたはアクセスを集めすぎるので、他の顧客には迷惑だから出て行きなさいといって追い出されるのである。これはサイトの責任ではない。サーバーの能力の問題なのである。 閲覧者、つまりリンク先が、自動巡回ロボットであろうが他のサーバーのhtmlページであろうが、あるいは同じサーバー内に自己を申告済みの初心者のクリックであろうが、そこに差を設けるというのは、ウエッブの理念からして出来ないはずだ。ウエッブ上でリンクというのは閲覧行為そのものであり、ホームページは、もともと、そのために、つまり自由なリンクのために作られている。 これらホームページ上のリンクは、明確な悪意をもって行われる無数の接続要求や過度のping、ポートスキャン、メール爆弾などといった犯罪行為とは根本的に区別されねばならないのである。 過去にリンク頂いた数の超少ない小生は、今でも直リンク禁止キャンペーンへの素朴な疑問を抱えたままである。 誰に迷惑がかかるって? たくさんリンクされて嫌がる人がホームページへデーターを出しているわけ? 持っていかれて改変されて困る人が、右クリックで保存してくださいなどと言っているわけ? 直リンクというのは、むしろいつでも作者の手元にあるわけだから、改変される心配もないし、バージョンアップも作者の側だけで済むわけだし、著作権を主張するなら便利なんじゃあないんですか? アクセスが集中して重たくなる?そんだけ人気があるわけだから、集客力もあるわけで、それは名誉なことじゃあないんですか?広告いっぱい出したらもうかるかも。 時に、楽天さん、最近ほとんど書き込めませんねえ。機能アップしたんじゃあないんですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月04日 20時02分16秒
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