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カテゴリ:園芸
あけびの花が咲いた。初めて見る花で、これも拾い物。量販店の片隅に転がっていた売れ残りを100円で購入した苗物の3年目である。息も絶え絶え、よれよれになっていたやつが、復活して花を見せてくれると本当に嬉しい。
あけびの実は高知の山中ではありふれていて、よく秋の遠足の時に出会ったものだ。しかしどんな花が咲くのかは知らなかった。 雄花と雌花が明らかに違う、形容しがたい奇妙な形と色の地味な花である。これで実が熟してくれたら「祝宴でもやらにゃあ」の気分なのだが。 * * 小生は変わり者なので、園芸植物も変わったものが好みである。トリリウムは毎年咲くが、いっこうに増えない。 今年はニラの仲間だけがよく増えて、よく咲いた。 いろんな園芸植物品種を知るようになると、植物が採る形の奇抜さに、今更ながら感心する。昔から園芸種になっていて、見慣れてきた花々にも結構奇抜なものが多いが、自然の中では、もっと奇抜な形が一般的だ。お互いにユニークさを競っているのは間違いなくて、それが生き残る術なのだろう。ラン科植物に見られる変容の多様さなどから見ても、新しい種族ほど、その傾向が強いようだ。 学研の本の紹介。野生のそのままの写真が豊富で、園芸原種の環境確認には最適です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月30日 20時18分41秒
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