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2006年02月28日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 今の子供たちに余裕を学ばせようと思ったら、まず、余裕が正しいことを、ズルでないことを立証しなければならない。そしてまず、子供たちのまわりに居る人や先生たちが、余裕を持たねばならない。ひところ、ゆとり教育がこえだかに叫ばれた時期があったと思うが、成果はあったのだろうか。
 実際には、ゆとりに甘えようとする子供の成績を下げ、その親の社会的地位を下げただけで、先生も教育熱心な親たちも、そんなスロ-ガンに心を動かされることはなかった。かえって負担が増えて余裕を無くした人々が多く出ただけだろう。

 ゆとりというのは、不足ということではない。あり、余っているということである。
 余りものには福がある。余裕の裕は、裕福の裕である。余っているということは、社会の枠の中で嵌められたものではなくて、はまるところがないので排除されたものである。つまり、「ふり-」なのだ。
 今日、先生が余ってフリ-だろうか。裕福な資産家の主が、余裕のある生活をしているだろうか。
 夏休みを休んだ先生は非難され、ゆとり教育のための時間配分で、しわ寄せはひどくなる一方だったのではないだろうか。また裕福な家庭の子は、親が忙しいので対話の時間もほとんどない、というのが真相だろう。学ぶべき余裕が全くどこにも見えてこないし、そもそも余裕やゆとりのどこが正しくいいことなのかも、わからない。理想が見えてこないのだ。
 こんな余裕のない社会は、自転車操業の社会という。いずれ破綻する粉飾社会である。そのとき後悔しても遅いとは思うのだが。見直す余裕も無い。

このふたりは・・・





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最終更新日  2006年02月28日 21時07分10秒
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