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2006年06月23日
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 自衛隊が一人の犠牲者も出さずに無事撤退できそうである。一日も早く、全員無事に帰還されることを祈るばかりである。
 人道支援とか、かっこよいことを言っているが、実態は利権目当ての占領軍の片棒かつぎである。確かに自衛隊の駐屯で美味い汁を吸ったイラク人はいるのだろうが、国土を蹂躙されて気分のいい人などいるはずはない。現地に恨みを残さなかったことだけが救いである。
 
 米国の犯罪の片棒かつぎは本当に危険な事態であるが、巧妙に立ち回って現地人の恨みを買わなかった派遣部隊の方々の努力には頭が下がる。撤退というのも実は転進という旧軍の言葉同様の誤魔化しで、本当は総退却なのだが、こんな勝てる見込みのない戦争からは一日も早く手を引くほうがいい。ベトナム戦争と同様、米軍はやがて敗退するしかないからだ。抵抗を続ける他国の奥深く進駐して居座っても、勝てた戦争など過去に無いのだ。
 講和したから、それで終わるという意味ではない。小国フィンランドもソ連の侵略に最後まで抵抗したし、同盟軍の敗北で国土を半分取られはしたが、今でもカレリア地方は自国領土だと思っているはずだ。両手をあげたはずの日本も、北方4島はソ連領だとは考えていない。

 戦争の勝利というのは、講和して金でかたをつけて仮に終わることができる。しかし領土問題は終わらない。軍隊が占領を完成させようとしたら、そこの国民を皆殺しにするまで抵抗はやまない。イスラエルとパレスチナ人の泥沼、ベイルートでの宗教戦争などを見ていたらよくわかるはずだ。
 ソ連の参戦で両手を上げた日本の場合は、国民がすべて臣民の意識があったから死体の山を築かずに済んだだけで、それが出来ず本土侵攻、竹やり攻撃への皆殺しまでいっていたら、米国も数百万の将兵を失っていただけでは済まなかっただろう。いつまでも占領軍面して居座るのも考え物だと言って置きたい。
 アフガニスタンも、実はまだ抵抗を続けているし、もともと集団としてまとまっていないイラク人がことごとく、横柄な米国に両手をあげることなど想像もできない。

 ブッシュという殺人鬼が始めた本当の戦争は、これからである。米国人は本土への報復、持ち込み核攻撃におびえながら、高くつく戦争を続けるしかない。ベトナム同様、やがて敗北を認めるしかなくなる、その日が来るまで。

昨日の金蓮花、その後、雨でだめになった。





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最終更新日  2006年06月23日 20時58分33秒
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