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2006年08月01日
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カテゴリ:園芸
 なんにも無い0から始めて、都市部で極安の土地を手当てし、道具を手当てし、条件を整備して極小規模の農園を企画しつつある。本稿は、その一部始終の実践苦労記殴り書きである。
 平均年齢の老齢化がすすむ中で、自分の体力と自分の都合だけで趣味を兼ねて労働できる条件として、都市近郊小規模農業というのは最適であると思う。野菜を自給するのが目的なので、遊び半分で体を適当に動かしながら、消費財を生産できるのである。
 但し農家資格のないものは農地(田、畑)は買えない。山林か雑種地を手当てして、家庭菜園を作るしかないのである。億単位の金を動かせる人なら別だが。

 実は、ほかにもいくつか手段はある。
1 農家から畑地等を借りる。
2 売買予約等の仮登記だけで誤魔化す。
3 ど田舎へ行く。
 だが、これらにはもっと困難な問題があるのだ。

 農地を借りる(闇小作)というのは、実は数多い問題がある。
 農家は農地改革で大概が痛い目にあっているので、ちゃんとした契約で土地を貸すということは、ほとんど土地を取られるに等しいことを知っている。だから口約束で、信頼できる相手にしか貸してくれない。闇小作だから、法的にヤバイ橋を渡ることにもなるし、いつ追い出されないとも限らない。特に生産緑地や納税猶予地を借りて家庭菜園などやっていたら、おおごとになる場合もある。合法的な市民農園に至っては、貸借契約期間の短さから言っても、まず論外である。20年、30年の契約が出来たらの話である。
 
 所有権移転の登記をせずに、実質の所有権だけ契約で移すというのも問題がある。
 契約書がきっちりしてあれば問題ないと思っているだろうが、長いつまらない裁判を必要とするかもしれない。契約相手といくら信頼関係があったとしても、代が変わればそれまでである。権利書を預かっているから大丈夫? 売主の印鑑と印鑑証明さえあれば、権利書など所有権移転登記には不要である。そして農地に伴う諸々の法的問題は、闇小作以上に複雑化してくる。金を払って取得した土地が、今度は売ることさえできなくなるのだ。

 最後の、ど田舎へ行く、であるが、結論から言って、若者ならともかく、ど田舎暮らしの体験が無いご老人が、ど田舎へ行くと、環境激変で命取りになります。
 もともと田舎出身であるとか、田舎暮らしが長い人だけが、ど田舎に住んで広大な農地を、ほとんどただ同然で確保できるのである。(ちなみに福島の田舎へいくと、良好な1万坪近い農地が数百万円)うらやましい限りである。

ニッセンをナンピンした。損害膨らむか、それとも取り戻せるか・・・





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最終更新日  2006年08月01日 12時30分57秒
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