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カテゴリ:webとパソコン
他人のサーバーを利用せねばインターネットも出来ない悲しさ。今回の楽天の管理ページ不具合騒動は、最新式機械とソフトを使っていない人全てが感じているはずである。
サーバーの運営者は、自分の都合でシステムの方式を安易にいじる。これをいじればこうなるだろうという予測はあるのだろうが、大概は予想もしなかったことが起きる。多くの人が関わって作り上げたブログなどになると、その結果は無残なものになる。 最新式の装備で固めている者はいいのだ。被害を受けるのは大概が昔の機械、昔のソフトを使っている者で、更にセキュリテイなどに関心の高い、独自の設定をしてある人々の機械だ。 過去に愚痴の中で書いたことだが、専門の技術者は時代に遅れまいと前しか見ていない。大勢のユーザーのことなど、まるっきり念頭にないのである。だからこの部分は、技術者ではない、普通の人間のコーディネーターが居て注意を払わねばならないのだが、楽天のスタッフには、ノルマがあるばかりで、そんな余裕はないらしい。 これがJRの路線だったら、脱線転覆事件である。古くからのユーザーたちが去っていく前に、むやみに古い殻を脱ぎ捨てようという方針を改めるべきである。新しいシステムの実験をやりたかったら、別枠のサーバーを立てればよい。既成のサーバーシステムを基礎から替えようなどというのは、年月をかけて培ってきた、他人の庭を、その人のこころを踏みにじる行為である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月24日 12時42分40秒
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