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国賊的発想の社説に異を唱えたい。日曜日の読売の次期主力戦闘機を巡る社説である。
最初、論旨の良くわからないへんな文章だと思ったが、良く読むと、意図的な人心操作が感じられるので異議を唱えることにした。 日米同盟は大切だ、だから次期戦闘機選定は慎重に、というのがメインに置かれている。 後は、f15より高価になるだの、世界最強のf22は、日本の情報漏洩問題で、導入が難しいから、ほかの機種も視野に入れろだのと。要するに「次期戦闘機選定問題は、f22に拘らず、日米同盟最重視の枠内で考え直しなさい」という主張のようだ。 日本の総理大臣は、田中・大平氏を亡くして以来、久しく国民に背を向けているが、読売までが、米国の御用新聞社に成り下がるのか。 国を護る大臣自体が、おかしな人たちだが、次期戦闘機にまで、高すぎるだの、一級品は難しそうだから二級品で甘んじろなどと、良く言えたものである。f22導入が、同盟国の警戒心から不可能であるなら、なぜ自主開発が言い出せないのか。不備な装備のまま、戦争、戦争と追い立てられてきた過去を、またまた繰り返したいのか。 最強の戦闘機を十分な数だけ揃えるというのは、戦争への最善の抑止力である。戦っても無駄な相手に、誰も手出しはしない。国民皆兵、ハリネズミのような武装で、ナチスからも米国からも手出しをされず中立を護ったスイスを思い出していただきたい。 たった300機のゼロ戦で、20倍もの生産力のある敵と戦争を始めた馬鹿者どもは、そのゼロ戦パイロットを温存することも、他の航空機の生産ラインをゼロ戦に振り向けることも考えなかった。不備な装備は、精神力なるものでカバーしろと、バカバカしいことを言っていたようだ。 同じ主張を、読売がするのか。 次期主力戦闘機は、どんなことがあっても、世界最強の戦闘機でなくてはならない。それは同盟国を信頼しない米国主導の日米同盟より優先される。 同盟国を同盟国として扱わない、高飛車な同盟国である米国に尻をたたかれて、不十分な装備菜まま、仕組まれる代理戦争に突入しないためにも、絶対に必要なことである。 写真は、アスパラガス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月26日 19時55分46秒
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