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2008年09月25日
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カテゴリ:哲学研究室
 このクラスの言葉であるバーチャルやバーチュ、ビジョンを集めてみよう。
 バーチュは徳という訳語がある。しかし同じクラスとして、ビジョンと徳と、どこが一致するのか見当も付かない。あえて考えるなら全部仮想のもの、となる。
 これは私どもの膠着語のやりかたで、その図式で考えるから、そうなるのである。

 カテゴリー風に考えると、違ってくる。
 viカテゴリーですぐ思い浮かぶのはvipであろう。ビジュアル、なども同じカテゴリーに属する。viという共通項は、その時間手順や淵源を見せはしない。但し突然に浮かんで開いてくる価値の高い何かを、そのカテゴリーは齎すのである。

 バーチャルもバーチュもビジョンも、仮想のものではないのである。それは膠着語を無理に当てはめてのクラス化である。これらは本来価値の高い、突然人間に齎される、目を見張るような事柄を意味するのである。生まれ出る事柄というべきかも知れない。
 バーチャルというのは、価値があり、意味があることの出現、つまり現実のことである。バーチュというのは徳ではなくて、価値があり、意味があることの本質である。ビジュアルというのは、価値があり、意味があることの具体表現である。これらを仮想現実、徳、目に見え、耳に聞こえる表現、とやってしまったら、全部ニセモノになってしまうことに気が付くだろう。

 ビジョンだと、どうか。
 ビジョンは、価値があり、意味があることの枠組み提示なのである。目に見えるだの、鮮やかに注意を喚起するだのといった意味は無い。そのものとしては実に暗い図式の提示、つまり実存論的な表現であるのに、日本語に直すとケバいニセモノになってしまう。膠着語で考えてしまうから、本来の意味が伝わらず、別のものになってしまうのである。また、本来見えていない、別の部分が見えてしまうのである。






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最終更新日  2008年09月25日 12時10分32秒
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