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2010年01月04日
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カテゴリ:哲学研究室
科学技術が使う方法や論理やその構造を支えているのは有用性である。正しく言うと、有用性の認識である。無用な技術は認識の対象とはならない。基礎理論においてさえ、そうなのである。技術的有用性がある、そのことが基礎理論を支え、認識させている。
 科学的認識と技術的有用性は一体のものであり、別々に考えることは出来ないのである。

 ところが常識的認識は、この技術的有用性を無視する。
 つまり既成のクラスによるインスタンスとそのくり返しに過ぎない事々を拒否するのである。
 常識は常に今を見つめており、この瞬間という一期一会とともにあると言える。
 生命という主題を見る時でも、同様である。

生命の本質を掴もうとするなら、実は今だけを見ていては駄目なのである。生命は生まれ、死ぬまでの時間であって、決して今と言う瞬間ではない。
 しかし時間は、私どもの常識では今に顕現する瞬間の事ごとに過ぎない。生命と常識の接点もまた、この瞬間にしか、ないのである。

 だから常識的認識は無意味である。科学技術的アプローチのみが正しいのだ。
 などというへんな事を言い出す人がいるかも知れないので、その理屈が立たない事情を詳しく述べてみたい。生命現象を対象化して探求する科学技術は、実は、ある種の形而上学にすぎないことをである。

*** ボロボロ車快調





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最終更新日  2010年01月04日 12時09分59秒
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