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前も書いたが、ヤフーファイナンスの三菱UFJのボードは、本当に面白い。
ヒエー下げちまったと叫んで、残念がっているわけではないのである。悲観論をぶって、これだけ売られているのに下げない、上向き始めたらその傾向はしばらく続くから売り撤退だと言って、それが本心ではないのである。 下げたところで買い戻し決済を目論んで、わざとうろたえてみせる。 ウリ残を抱えた人が大勢買い戻すので、軟調な相場に売り物が増えても、なかなか下がらない。 短期の買い方は、売り方を装って大量買いをこなしながら、下がらないと愚痴をこぼす。本当はうれしくて仕方が無いのである。二重の裏工作である。 裏の裏を狙って仕掛けてくるこれらのボード記述は、本当に面白い。そのうち、株で儲ける面白さより、このボードの面白さが目的で株に手を染める人が出るかもしれない。 それにしても、自分の性格は変えられない。 ここで儲けておかねば明日は無いとわかっていても、グウタラでグズな性格は変わらない。 オイラは短期売買には向いていない。何年も忘れていた持ち株が何倍にもなっていてやっと売る気になる。あるいは売り時期を逸して紙くずになる。 この数年で、紙くずになった銘柄が3つも出た。減資や上場廃止である。 減資や上場廃止という、これらは一種の騙しで、上部会社が、採算の良くない下部会社の資産を、あの手この手で、訴えれぬよう注意深く吸い上げた上で、下部会社の資産価値を無価値にしてしまう。 まあ、不要な社員の首切りをやるようなもんである。投資家も一緒に捨てられる。 この資本主義の世は、騙しと裏切りと、ずる賢さだけで成り立っている。 坂本龍馬が目論んだ世の中である。 実は、投資にセオリーなど、無いのである。セオリーというのは、それに乗ってくるカモを釣るためにある、と言っていい。 セオリーと違って、格言はいつも正しい事のみ言う。 それは後日、結果を見てからの感想だからだ。必ず正しい。 もうはまだなり。まだはもうなり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月08日 20時03分49秒
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