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2011年05月31日
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 民族や血族の歴史を超えて、辰王とそれを擁立するクシュの歴史といったものが存在する。この思いは確信に近くなりつつある。
 今日の日本人は倭人の末裔ではないし、倭国の伝統とも辰韓12国の伝統とも無縁である。民族も文化も全く違うということである。日本人の文化の主流は、新羅のカヤを出た美馬那(ビバイナ)日本府だと考えている。新羅の大将軍キム・ユシンに負けた方ではなくて、キム・ユシンの一門の方なのだと。
 しかし辰王と、クシュの伝統は、どこかで完璧に受け継いだのである。

 エンリル、ニヌルタ、イシュタル、マルドウクといった神々を祭る種族は、一部の険しい山岳地域(実はエンリル神はチベットに居る)を除き、もはや世界中のどこにも居ないと思われている。
 しかしいまやエンは私どもの世俗的価値の基本単位として君臨しているし、エンリル・ティ、というシュメールの諺は、私どもの文化の諺である。(光陰矢の如し)
 五十タル(イシュタルのこと)という別名を持つ、かってアリンナ市に祭られていた名の無い太陽女神は、今でも日本人の主神である。その主神も荒ぶる弟、丑寅の金神(スサノオ神=天候神だと思う)の前では身を隠すしかない。イシンの神々は名を変え、性格までも変えているが、私どもに担われ続けているのである。

 民族や血族の歴史をのみ追求している限り、エチオピアにいる黒いクシュたちと私どもが、全く同じ基礎文化を受け継いでいることの説明が出来ないのである。
 民族は共通の文化を持つグループだという思い込みがあって、何千万あるかわからない文化のたまたま1つが同じでも、無視される。
 ハンガリー人にアキラという大王の名(西欧ではアッチラとして知られている)は知れ渡っており、日本人にも同じ名前は多いのだが、これは偶然の仕業で済まされてしまう、ということである。

 しかし文化も、価値ある農耕技術の形として見ていたのでは、文化の意味を見誤っていることに、昔気がついた。
 価値ある農耕技術の形、カルチャーというのは、欧米人だけに通用する文明や種族の考え方なのである。
 イシンの神々を担い、基層の膠着語を護り続けた諸種族には、全く違う形式の文化があるという考え方である。





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最終更新日  2011年05月31日 21時25分47秒
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