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カテゴリ:政治経済
北朝鮮は衛星ロケット発射実験に690億円も投入し、飢餓線上にあるという住民8割の年間食費分をそれで購入できるのに、ムダに海へ投じてしまった。
こんな国に食料援助を企画するほうがムダというものである。 同様に日本は、危険を承知で欠陥原発を導入し、いくつもの市町村を廃墟にしただけでなく、大勢の命まで奪ってしまった。浪江町は東電や国を相手取って訴訟を起こすらしい。今後のためにも必要なことである。 末端の下請け労働者を危険にさらすばかりで、未だ有効な対策もロクに講じていない。 専門家から危険が指摘されている停止中の他の原発も、政府は電源として活用したい一心のようである。専門家の意見ではなく、ド素人の政治家が、国家の指導者だというだけの理由で政治判断している。 北朝鮮と似たもの同士というか、国民に投票権があるだけ、日本の方が若干酷いと思う。 ロケット対策の探知警報報知も酷かった。 米軍から通知を受け、韓国も報道しているのにそれを国民に伝えず、能力のない情報収集のグループが右往左往するだけで、結局1時間近くたってから、やっと国民に受け売りの情報を伝えた。 イージス艦の探知範囲外でコトが起こった、などというのは、見苦しい、言い訳である。あれが核ミサイルだったら、とっくに首都は壊滅している。先の大戦の敗北の原因となった機動部隊崩壊も、ダメ指揮官と幕僚たちの、情報収集即応能力の欠陥が引き起こしたのである。 探知意思や能力がなかったことのみならず、米軍からの通知を国民に速報する意思のなかったことを認めて、責任者は、さっさと腹を切るべきである。他国にロケットの破片をばらまく北朝鮮の暴挙より、主権のある国民を無視して執行部内部でウダウダやっていた、こちらの方がもっと問題だと思う。 昨今の政治問題や衆愚の論議の中身を見ていると、国の崩壊は着実に進んでいる。 政治家や一部の財界指導者が酷いだけでなく、日本人そのものが、田舎から、街中のアパートから、足元から腐りつつある。 オイラも懲りずに、獣たちとの勝てない戦争を続けて、採れない皮算用ばかりにムダな努力を重ねてきている。まあ停年も過ぎた人間に、まともな判断力を期待するのはムリなのだが。若者はもっと酷いようにも思えてくる。 これらはたぶん、戦後の教育がデタラメだったのである。 いや、いつの時代でも国家などという体制は亡国の瀬戸際で、教育も思いつきのデタラメの繰り返しだった、というような気がしてきた。オイラのデタラメさと無責任にも嫌気がさしてきた。 こういう時代に、八方塞がりの腐った現実を颯爽と切り捨ててくれる、ナチスが台頭するのである。歴史は繰り返すというが、注意するべきである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月14日 18時01分33秒
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