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2013年04月24日
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カテゴリ:哲学研究室
 知だけでなく無知があり、予定調和や整合だけでなく、予定ナシも不整合もある。
 それが形而上学とは異なる、現実である。
 そもそも西洋哲学は、有の整合の上に立っているのではなく、無知の上に立っているのである。
 ライプニッツは、それらを一切無視している。

 特に、無知の知を、一切無視している。
 つまり、世間が疑いも無く手本にしている以上、ライプニッツの形而上学は、人類が得た最高の智恵のモデルクラスであることは間違いなく、西洋の歴史がそれを証明しているのだが、これは断じて哲学ではない、のである。危機を見張ろうとしていない。
 二進法で隙間無く、闇のままの合目的へと立て―組まれた、弁証法ですらない数学的ロジックが、哲学であるはずがない。
 これは機関化された理念であり、今日のデーターベースが目指すものであり、神の立て―組みの企画提供、なのである。

 しかも、予定調和から理想的な世界秩序を構想することはできても、無知が捌くことのできている時間から、存在を語ることはできない。つまり哲学から形而上の存在を捌けない。
 これはなぜか。
 実在しているという当のモノが、モナドが、時間の内に無い、からである。

 日本人なら、此処で必ず気が付くはずである。
 時間自体が無を、言うのではないのに、・・・と。

 日本人にとって、時間というのは「常に潜在している形式の力」なのである。
 神々の力なのである。実は西洋人が時間に無を見ているようには、日本人には時間の無は見えていない、のである。日本人には、時間というそれは拒絶する無ではない。





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最終更新日  2013年04月24日 06時13分19秒
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