西園3番囲いが破壊された。
　外側の電柵や鉄条網は無事で、内部の竹や杭を引っこ抜き、潰して突入している。
　被害は膨大な量のミョウガの花。それも花の咲いていたやつが全部やられ、未開花の良品のみ少数残っているという不思議な現象。食われたあとから出てきたのかも。
　畝を掘り返した跡も、ミョウガの茎を倒していった跡もない。
　おなじ囲い内の、サトイモもウコンも損害皆無という、これも不思議さ。

　鹿ならば電気柵をグチャグチャにして、葉っぱ類からなくなるはずで、鹿ではない。
　イノシシだろうとは思うが、内部には掘り返しが一切なくて、鉄条網にも乱れがないので、人間の出来心のドロボーという可能性も残っている。膨大な量があったはずである。
　イノシシだと厄介で、また同じ場所から侵入する。
　ブリキ板くらいはぶち抜くし、杭はへし折る。石垣は崩す。
　ハサミで切れない網は、スパっと穴をあけていく。
　雨の夜は電柵が効かないので、どう補強するかが、また問題。
　人だともっと厄介で、ここは以前、サトイモのへんな被害があっただけに、要注意。

　今日は虞美人草をまくべしで、2番北を整備していて、帰宅寸前まで気がつかなかった。
　2番北の、スイカが失敗した草の海からは、小玉スイカがゴロンと出てきた。熟しすぎていて味はいまいちだろうが、良いタネが確保できたと喜んだ矢先。
　あとは挿し木して作ったクチナシ苗を6株、ホワイトに植えたのと、ルーピンとソラマメを１ケースずつポット準備。早生のソラマメは雨前の先日、直はんした。

　午後は笹とノイバラが道を塞いだ南園で、草刈をやって通路を作り、シイタケが少量出ているのを収穫してきた。
　初物だが、ふにゃふにゃ。同じ木から毒キノコらしきやつまでが出ている。
　コマツナを採りに入った北園でも、コンニャクの茎が全部萎んで消える寸前。位置がわかる間に掘らねば。
　明日は忙しい。まず柵の補強。