【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

フリーページ

2013年12月03日
XML
カテゴリ:哲学研究室
 すべては対象認識の先験的誤謬を無視する、そのことに始まるのである。
 一にして全て、にはじまるのではない。
 この世は一期一会であることを無視し、一度の出会いを生涯という全体につなげようとすることで、つまり情報にこだわる事で、その工学企画が始まるのである。
 そこで大切なのは工学なのだが、それが企画という悪霊に、あらかじめ指示されていることに気がついていない。それはとてつもなく危険な事態だ。
 そう、小生は非常識に主張しているのである。


 企画は、それ自体が悪霊だと、述べているのである。
 プランという名の動詞として活用される、カルヴィン主義者の予定表である。
 プランは単独では動かない。
 プランの背後には、実はノートという指示書がある。意味を告げ知らせる、インフォアメイションを与える指示書である。

 但し西洋人にはノートは指示書としてはまったく見えていなくて、意味だけが、メモされて見えるようだ。ノートに、ノートブックという意味は皆目、ないからである。日本人には誰でも、ありありと見えるのだが。
 これは建前というものを、彼らが日本人のようには使えないからである。建前ができず、告げ知らせる情報だけが、見えるのである。
 ノートには書き留めるとか、しるし、という意味もある。神のしるし、なのである。

 イメージという意味もまた皆目、ない。これに気がつくのは日本人だけだと思う。
 しかし、モナドの表象という権能を、モナド側からアイデントして見れば、これがノートの意味なのである。
 
 このノートという意味が結節点として共有されて見えてくる場所を、彼らは書きとめるノートや建前としてではなく、「ノードとして用意されている」、と考える。
 その結節点が見えているのだと。結節点が見えているだけで、書きとめるノートという意味は、彼ら西洋人には理解できないのである。言語の形式が同じ中国人も、多分、同様だろう。
 意味の告げ知らせには、一にして全て指示されてなければいけないハズ、と考えるので、そうなるのである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年12月03日 07時42分22秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

プロフィール

mugibatake

mugibatake

コメント新着

 アンチオーバーロード@ Re:日本酒を飲んでコロナ撲滅(04/28) ムギバタケ先生の「対象認識について(推…
 アンチオーバーロード@ Re:庭の形而上額 2ー4 常識の庭4(02/09)  50年前に出会ったときは近くて遠い存在…
 山科2008@ Re:こころ(02/22) お邪魔します。 哲学入門は繰り返し読んで…
 mugibatake@ Re[1]:新・ユダヤ人 3-5-5(05/10) 山科2008さんへ ありがとうございます。励…
 山科2008@ Re:新・ユダヤ人 3-5-5(05/10) > 拉致があかず (変換ミス)  …
 cozycoach@ Re:米国で(02/02) 進化について詳細です。 メインの質問は「…

日記/記事の投稿

お気に入りブログ

源氏物語〔10帖 賢木… New! USM1さん

前・後 マンネンコゾウさん

余多歩き くれどさん
一語楽天・美は乱調… cozycoachさん

カテゴリ

バックナンバー


© Rakuten Group, Inc.