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2014年03月09日
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カテゴリ:哲学研究室
 出て-来る、物事をミメーシスするのは、此処-露、である。
 マインドやアイデンチチイではなくて、単にフィシス、露である、あからさま、しぜんと(副詞)、ということである。価値観を含まない。

 それは(権)能であるにすぎず、つまりは(隠れた)庭にすぎない。
 そのクラスを構成するのは、しかし単一の、万物を表象する欲望を持たされたモナドではなくて、暗い感性の諸形式である。ゲオルク・トラークルの詩った庭の眼差しである。
 時間と空間に「乖離した」、物事を「ミメーシスする此処-露」、なのである。

 乖離をもとに、同じモノゴトに至ろうとする基準立てが可能になるし、同時に類似のモノゴトを集める基準立てができる。
 しかし問題は、このモノゴトのモノが見えなくなり、同時にコトの場も見失っている、という点である。

 場を見失っているので、物事を「ミメーシスする此処-露」というのが、モノをイメージする心、に成り下がってしまっているように思う。
 自然の様、が見失われて、想定された現象、に成り下がっているのである。イメージは、いわばそのための代用品なのである。
 イメージもまた、ミメーシスの権能の様の想定代置にすぎないにしても、そのような必要性があって出てきた想定だろう。
 此処-露に、再現する必要があって、そのためのクラスが仕立てられた。
 出ー来るモノのために必要だったのではなくて、・・・である、ことの確認に必要だった。

 この、・・・であるコト(の場)が導いているのは間違いないだろう。






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最終更新日  2014年03月09日 07時04分05秒
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