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2014年07月12日
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カテゴリ:政治経済
 粗雑な歴史観は、無責任な叙事詩への誘い、であったと思う。

 その叙事詩では、トゥーラーンから白人が出てシュメール人と出会ったのではない。
 ごちゃまぜにされた人々が暗黒の大地に逃げて、そこから印欧語族が生まれ、白人という純粋なヴァルナも生まれ、公正さも、目的も、カーストも、そしてまた悲惨な人柱の習慣も生まれて来たことを告げている。
 その目的やヴァルナが純粋化し、独自主張し始めると、ウラル・アルタイ語も分裂して「相互に相関関係なし」、となってしまうのである。

 つまりトゥーラーンは、人類最古のウラル・アルタイ語族のみならず、より新しいセム語やハム語や、さらに新しい印欧語族の原郷(ウル・ハイマート)でもあるのである。
 
 このドイツ語のウルはウアに近い発音だが、まさしく豊芦原中つ国の王、ウル王のウルのこと、を表現している。
 そしてハイマートは、神々のゲ・ハイムニス(秘密)を隠した場所のことなのである。
 聖杯伝説が、そこには隠れている。イスラエル(神々の秘密)もまた。

 いずれ、ツランを描いてみたい。
 ツ(港)・ラー(太陽)・ン(暗い沈黙の大地)について、である。
 これはツ・ガル(大きい港)の地のことだし、ツ・ル・ガ(人々のアイデンチチイの港)の地のことでもある。
 太陽がつかの間、港にして、命の我に目覚める土地のこと、なのである。

 ハッチの時代に、天照らす、名のない太陽の女神が鎮座していた、小アジアのアリンナ市のこと(別名はツルーナ)でもあった。

 誓約(うけい)の古都アリンナが炎となったとき、彼らはそこから、再び遠く暗い大地を目指した。
           了






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最終更新日  2014年07月12日 20時12分50秒
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