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2014年11月30日
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カテゴリ:哲学研究室
 simultaneityという美術用語から来たらしい同時性は、画家が描くモノについての偽装を暴く、アートの用語である。
 ピカソが正面と横顔を重ねた、へんな娘の肖像画を描く、あのキュビズム技法に、端的に意図されるもの。

 人が見ているのは立体というバーチャリターだが、絵画はいくら絵の具を盛り上げても立体に拘ればミメーシスできない。
 テクネー(心構え・アート企画)に頼って、その偽装の様を暴きだすことができるだけである。
 立体を認識するのに、絵には描けないというバーチャリターを、時間の所業だと明確に責任把握し、テクネーの場へと持ち出して暴いた概念、(名)のである。
 そう、アートは名詞化の試み。

 simultaneityという美術用語は、時間という責任を、アートという空間の上に名詞化したのである。無時間化し、無責任化した。
 無時間だけど、アート空間にある共時性、という、テクネーを介在させた、一種の形而上学空間なのである。

 同じ用語が、実は物理学でも使われている。
 ニュートン力学では観察者は1人であり、時間空間の責任を負う主体もただ一人なので、表に出てこない。
 アインシュタイン力学では、この時間空間の責任を放棄したので、simultaneityの問題が論理上のパラドックス問題として表に出てくる。



 家族上の都合で、気分が改善。全部無責任の他人任せで気分も灰色だったのだが、真昼間に酒を飲めて、いい気分で帰宅し、更にウチで飲みなおして画期的に治った。





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最終更新日  2014年11月30日 07時11分46秒
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