まだ、神と悪魔の戦いだとか、言っている人が多い。
　しかし対象として認識する神は悪魔で、同時に悪魔は神なんだ。
太古のウガリト人は、それを知っていた。

　神のカルトに組した者は、悪魔に魂を売ったわけだし、それで天国へ行く。
　悪魔の儀式に参列して楽しむ。
　ボヘミアン・グローブという悪魔崇拝の組織をご存知だろうか。
　これを批判し暴露する意見にも、神と悪魔の戦いがあると、そう書いてあった。

　神も悪魔も、ありもせん形而上学に出てくる超越者のことで、しかもソレ自ら存在する存在者という陰謀。
　人間のような、卑賤な被造物とは超越した、ソレ自らの存在。
　なので、予定と選びを心の拠り所とする惨めな人々が、帰依して洗脳され、陰謀に乗ってしまうのである。

　組織を通じて。そう、軍隊のような、命のかかった組織を通じて。
　日本国も、この組織。
　しかし予定も選びも一切気にせなんだら、こんなの、無意味なカルト組織。
　予言なんて、信じちゃいかん。
　それに神も悪魔も、惨めなサルを選んだりはせん。無慈悲に、陰謀ナシに殺すだけ。
　太陽の女神といった神々の力の前に、ちっぽけな命を燃やす人は、目に留まるゴミですらない。

　イエズス会という、カトリックの軍隊組織がある。
　これがまあ、いかがわしくて、わかんない団体なんだが。
　フリーメイソンという、プロテスタントの団体もある。
　着実に列島という田舎を蝕んでいる、陰謀団体の一つであることは確か。
　ユダヤ人と関係がありそうで、なさそうで。イエズス会はついにバチカンに入ったが。
　最後の法王だ、という予言もある
　それに最近、ビルダーバーグ会議の内容がリークされ始めてきた、という話もある。
　バビロン支配のグローバリズムを目指す会議は、最近増大するツランの田舎の影に怯えているようだ。

　それでも、予言や選民を信じちゃいかん。
　どうせ惨めな人々の会議。
　カネ絡みの陰謀論議に、きまっとるんだから。
　陰謀が作り上げた超越者ガラミの宗教問題も、実は、カネ絡みにきまっとるんだから。
　
　神や悪魔を、それが神や悪魔だと、捌くのは、儚く消える、人の命の方である。
　カネや組織や会議といった、共有のモノじゃない。
　そして対象的自然も含めて、モノ自体など、ない。
　あるのはあなたの儚い命と責任。