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カテゴリ:歴史・文化
ドイツやオーストリア、ハンガリー、チェコスロバキアの下層の労働者たちにとっても、同様だった。
ナチの怪しげなオカルト支配のもとで、彼らははじめて陰謀の主人となり、いわば自分の運命を自分で選ぶことができるようになったと、思ったはず。 実際に、ユダヤ人を叩き出したヒトラー政権の国家社会主義のもとで、大多数の下層民は、初めて、やっとまともに食えるようになったのである。 大衆は熱狂的に彼を支持した。 逃げて隠れて悲惨な境遇に落ちたユダヤ人の話はいっぱいある。 だが、それまで極貧層のドイツ人が、その惨めな生活だったのである。それが富裕層と逆転しただけ。 もちろん、ナチの言うオカルト(隠された力体系、たとえばキリスト教に潜む異教の力)に組しない者は、イジメにあって殺された。 とりわけ誠実さで売っていたナチのナンバー2、実務能力の無いヘスが、単身英国に交渉に出かけて捕縛され、いなくなって以降は、ユダヤ人さながらの実務能力抜群で、へんな芸術家のヒトラーの行動にも、歯止めが、かからなくなってしまった。 彼の周りに溢れていた、上司に忠実な公務員なだけ、という、ケダモノたちが、ナチを指導した。 今日の日本のトップに、いっぱいいるのと、同じ連中なんである。 奴隷支配と言う実務能力に長けただけの、「カネもらっておいて責任を取らない病」の連中。チョンボが酷すぎたら内部で殺されている。 彼らナチスの言うトゥーレ思想は、シオニズムの陰謀で変節していた。 もともと、まれびと信仰を持つゲルマン人が太古から持っていたツラン主義とは、似ても似つかぬものに成り果てていた。 ところで、日本の場合は、まったく違うと思う。 国民に選ぶ権利は無く、陰謀の主人であることも要求されてはいない。 日本ではなんと、シオニズムにモロに汚染されたり買収されたりした者たちが軍部を取り仕切り、軍部が、すべての権力を握っていた。天皇家が祭られていただけではなくて、皇室出の勢力そのものが、軍の中枢に居た。 彼らはもともと、シオニスト。 つまりユダヤ思想の天下だった、と言っていい。これは今でも同じなんである。戦前の過去も今も、同じ。 特に戦前の一時期は、陰謀で、超原理主義者も、その反対勢力も、皆殺しになっていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月23日 06時58分20秒
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