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2015年07月02日
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カテゴリ:歴史・文化
 羅系の諸国、つまり倭国ができる前には、略奪支配し巨大なクルガンを築く、騎馬民族系の絶対王権があったようである。列島の各地に。
 領域などは、わからない。
 キンメリアやスキタイ系、つまり匈奴系の強大な大王が取り仕切る奴隷国。
 カネで支配するんではなくて、直接血と刀で支配していた。
 生口ということばも残っていて、奴隷は食料と同義でもあった。

 宇宙人が人を食っていた、んではなくて、人が、弱い人を食っていた。今と同じ。

 この地域のゴタゴタと再編は、騎馬民族よるこの血と刀の支配に、イシンの伝統を受け継ぐ辰王の理念と、ユダ族のカネによる収奪支配と、そして地蔵菩薩の理念の4つが絡んで起きていると思う。
 辰王の理念と血筋を最初に、この地域に持ち込んだのは高句麗である。

 もともと満州から北朝鮮地域には、燕という騎馬民族系の国があったのだが、秦がこれを滅ぼして中国ができる。
 秦が空中分解して中国の人口が激減して、やがて紀元前後のころに高句麗が成立。
 だから高句麗も、流産した秦帝国の再興だったのだ、とも言える。

 但し北倭(シウシン族=シウという太陽女神を崇める水軍)たちを集めるために使われた辰王の伝統は、これもすぐに空中分解して、この国も、秦のあとを継げずじまいだった。
肝心の辰王が、弟との抗争に負けて、どうやら国から逃げ出してしまったのである。

 弱小勢力を率いて逃亡する一門に目をつけて、投資し、支援した男が居た。
 三国志にも出てくる高名な武将、公孫度である。

 彼は辰王の逃亡先を段取りしたのみならず、娘を与えた。
 略奪婚の形式で辰王に伴われ、南韓へと落ち延びていった、この公主が、後の倭の女王その人だと言う説がある。これを支持したい。
 まだ証拠がそろってなくて、トンデモの類の話だが。

 南韓の秦城に至った辰王の伝統は、しかしその後もぱっとせずに、辰王の伝統そのものが薄暗くなってくる。
 ユダの血に包囲されて。たぶん取り込まれていった。
 倭人の諸国の権力が、辰王のもとに勝手に集まってくるのだが、それを利用された。
 これが、やがてユダ族の血の陰謀に火をつけてしまったのだと思う。

** ホワイトガーデンのエキナセア


ナデシコ、未だがんばっちょる。






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最終更新日  2015年07月02日 13時47分26秒
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