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カテゴリ:歴史・文化
高句麗とその代官ソラボル、百済、倭国連合、という三つの勢力の時代。
その中で、ソラボルの生産力がジワジワあがっていき、倭国が次々切り取られていく。 やがて倭国の最大の国であった大加羅が陥落。 続いて、たぶん辰王を出していた金官加羅も陥落。 ここで転機が来た。 ソラボルが高句麗の代官であることをやめ、逆に、倭国の代表なんだと言い出したのである。 占領下の金官加羅の王族から養子を迎え、やがてその子が立った時、シロ国は国号を自ら変えた。 古いシロあるいは桂林という国は、新羅と名を変え、羅の仲間の主人なんだと主張し始めた。 つまり秦人(ユダ族)が、自分はイスラエルだと言い出したのである。 高句麗にしてみれば、南の野蛮な地方の代官が、裏切って独立しやがった、ということ。 これに納得がいかんのが当然、倭国最大の後ろ盾を自負する百済のはずだが、辰王という表向きの盟主を失って、彼らも動揺していたのだろう。 多羅や任那加羅地域の宗主権をめぐって、百済は新羅と争うだけでなく、以後は積極的な倭国併合を目指すようになってくる。 特に多羅は、オレたちの出身地だと。 その割には、扱いが粗末すぎた。 このゴタゴタのなかで、高句麗にとっても百済にとっても新羅にとっても、目の上のタンコブのような状況となっていたのが任那加羅地域、つまり阿羅、である。 言語や風俗習慣は、金官加羅よりむしろ百済に近かったようだが、人種からして別物だった。 それに、小さな国だが、手ごわくて容易に併合できない。 鉄や刀を、そこで作ってもらっていたという問題もあるかもしれない。 阿羅にとっても、同盟していた仲間の倭の諸国が次々敵の手に落ちてしまい、ほとんど孤立無援となってしまって困っていた。 実は列島へも勢力を広げていた形跡もあるのだが、金官加羅や耽羅が新羅の手に落ちたために、連絡が途絶していた。 彼ら阿羅は、たぶん独自の海軍力を持っていなかったから。 同盟して同じ倭国連合には居たが、倭人ではなかったのである。 途方に暮れていたとき、百済が失策をやった。 多羅を切り取り併合にかかって、無辜の多羅人を多数殺すといったこをやってしまったのだろう。 多羅は同族の百済に背を向けて、新羅側に寝返る。 これを見ていた、どちらかといえば自主性のない阿羅も、このさいいっしょに右へならへと、新羅側にひざまづいたのである。 かっての宗主国、金官加羅の王の血筋は、今は新羅の王だった、ということもあるだろう。 これは正しい選択だった。 食うか食われるかの時代に、生き残りをかけていた、小国日本にとっては。 そして新羅にとっても、半島の主導権を握る契機となった。 ** アルシオン・プレヤデス14 ? 偽旗:独裁的なコントロールと、オーウェル式の市民の見張りのための口実 http://alcyonpleiades-jp.blogspot.co.uk/2013/10/blog-post.html この人が言うように、意識に目覚める必要はないと思う。単に自分の無知に目覚めればそれでよい。オイラたちはもともと悪霊に従う悪人なので、困難だが。 まず宗教を捨て去り、自分の空虚と闇を覗き込むことだ。ニヒリスムスを。落ち込んで狂わん程度に。 自分が、当のユダやゾンビの一人なんだと、知るべきだ。 その上で、自分の小さな小さな責任を探せばいい。 仮に光の宇宙船が降りてきても、それが食料調達の目的でないとは限らんよ。 NWOというのは、世界統一政府による地球レベルでの管理社会を指す。 だから宇宙統一政府レベルで、というのは同じ穴のムジナ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月05日 10時31分29秒
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