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カテゴリ:歴史・文化
現代のオイラたちの西洋文明は、全部、ライプニッツの予定とそのアイデアで出来ている、というべきである。
記号論理も、微分積分も、二進法も、データーベース理論も、そして宇宙論や人間論も、資本主義社会の市場理論から、経済論から政治学、地政学、統計、熱力学、従ってテンソル解析学まで、この人の仕立てた基礎を無視しては成り立たない。 地球環境、自然環境といった考え方の基礎も、この人の構想である。 ミリュウという環境論の基礎は、モナドロジーを浅薄化した黒体モデルにすぎない。 熱力学や統計学の範囲だということ。だからへんな気象兵器が、まかりとおる。 17世紀の巨人、というのが定説だが、正しくは現代に君臨する巨人と言うべき。 人類最高の英知。真のイルミナティである。 あまりにも巨大なために、その輝きの全貌が、卑賤なオイラたちに見えないだけである。 オイラたちに眼力がない。 華厳世界とも類比される、そのモナドロジーを裏返して見せたハイデガーが、かろうじて正体を見ていた。 今、オイラが前にしているノイマン型コンピューターも、液晶のデスプレイやノードの数々も、ウインドウズ7すら、ライプニッツなしには成立しなかった。 そして今日のイメージ・イマームの基礎を提供し、世界像へと時代を立てー組み、ニヒリスムスの世界を具現させてしまったのもライプニッツである。 その宗教観を正しく理解できる人は、いない。 モナドロジーが、深いところでわからん、ので。 オイラも当然、わからん。 しかしこれが形而上学であって哲学ではないことは、わかる。 それは後輩のカントが、哲学者としてはあえて、巨大な先輩を無視したことで、教えてくれたのである。 その信仰はルーテル派ではなくて、カルヴィニズムのようなもんだろうと言う人がいるが、これらはあくまで推測。 ただ、予定調和のカーネルを持ってくるので、唯一神教であることは、確かである。 つまりユダヤ教の特徴を持っている。華厳経の思想ではなくて。 彼がまた、特定の組織に属していたとは思えない。 むしろどんな組織も、彼の構想の中に埋没しただろう。ライプニッツ学術連合という巨大な組織が今日あるが、これは結果であって原因ではない。 ** 最高位のイルミナティが初めて沈黙を破る http://armageddonconspiracy.co.uk/The-Illuminati%28903482%29.htm 日本語訳 http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-271.html?sp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月21日 07時14分31秒
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