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カテゴリ:webとパソコン
これまでやった3つと同じ作者。少女趣味のシュミレーションゲーム。
販売用のものから、一部の機能を抜いた、限定時間版。 先般やった商い旅モノのムーンライトが、かなり気に入ったので、これも期待したのだが。 結論から言うとカスだった。文句タラタラの批評。 ごちゃごちゃしすぎなのと、医療ノルマ主義、追いまくられる現代人奴隷物語。 薬を切らしていて診たくない患者はほっとけ、難しい患者は後回しにしとけ、というコンセプトだろうが、そんな悪徳医師養成ゲームの考え方からして気に入らん。 医者には医者の道徳というものがある。 そもそも患者を、金稼ぎや自己栄達の道具に使うのはパリサイ人であって、エッセネ派の医者ではない。 薬つくりもそうである。 自分で試行錯誤を重ねて処方を見つけるのならともかく、ひらめいたり金で買った書物のレシピを利用したり、というのは、いかん。 研究して、というのもできるようだが、要はカネかけてと同じ扱いなので、本来の研究ではない。 旅商人のように、自由に、自分の意思で、行き先を決める、ということが一切できない。 つまりシュミレーションに必要不可欠な、自由度がないのである。 単なる金稼ぎユダヤ人ゲームになってしまっている。 同じような問題は、農業と料理の二股をかけたハ-ヴェストグリーンにもあったが、こちらはさらに、探査チームのレベル上げというテーマも加わって、三つ巴。 医者と、薬剤師と、探査チームにもカネをつぎこまにゃならんという煩雑さ。 成果を振り返って満足する時間も、眺めて楽しむ絵もなくて、疲れるばかり。 医者なら、患者治療が中心テーマだろうが、これはさらに薬剤師の錬金術テーマが加わり、ついでに探査チームの采配もふるわにゃならんという、これはいかん。 同じ手の患者が揃って出てくるというのも、いかん。 治療か、薬開発かは、どれかに絞り込むべきなのである。そもそも医者の腕は薬で決まるのではない。 途中で患者相手に罵倒されて疲れて、最終日までやりぬく気力がなくなって、やめた。 現実丸出し。 ワクワクするゲームなら、セーブしておいて続きがあるだろうが。 それに、罵倒した患者がカネを払わん、というのもいかん。 ヤブであろうが偽医者であろうが、気休めの薬であろうが、医療費はきっちり払うべきなのである。 誰も死ななかったが、薬を間違ったら患者が死んで、ぶち込まれて終わるべきなのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月03日 21時32分46秒
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