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カテゴリ:哲学研究室
予定、というのは、時間も空間もない特異点である。
特異点というのは、基準(クリテリア)が成り立たない点をいうのだが、基準を成り立たそうという無理な努力が作り出す点でもある。 いい例が男女の基準で、y遺伝子の有無なんて関係ないし、オチンチンの有無も関係ない。 本当はクリテリアなんて、ないのだが、これがないと基準が立たない。 予定が立ってしまうと、時間も空間もなくなって想定になってしまうのだが、これを立てないことには物事の基準が立たない。 ゲノムのゲンが、まさにこの予定立てのための特異点なのである。 生命の本質は、時間と空間の枠を持つことであるのに、その時間と空間の枠を持つことをなくしてしまわないと、生命工学は始まらない。 これは何も生命工学に限った問題ではなくて、本当は学術の基礎の問題である。 ・・・である、と記述する、その肯定の「ある」ことを述べる存在論議がなければ、学術の基礎は立たない。 この基礎を立てるには、基礎的存在論をやって既成の基礎を批判し、撤去しなければならないのだが、撤去したらヘーゲル哲学も終わる。 その「ある」存在、ということは、人が身体を持つこと、時間と空間の枠を持つことであり、得ている。 人とその身体という生物のワクを超えて時間空間はないし、また存在もないのである。 そのない存在を、ゲンという得意点を立てることで、数学上で可能にする論議がゲノム論議であり、DNA論議であると言っていいだろう。 ここには学術の基礎の論議があり、「ある」ことについての存在論議がある、のである。 それを可能にしたのが、予定という、時間・空間の枠立て、である。 時間・空間もないのに、時間・空間が枠立てされる。 それを可能にしているのが、特異点という、基準となるホチなのである。 だからといって、ホチが正しいかどうかなんて、誰にもわからない。 ** テーマとは無関係、ぜんぶユダ問題。 【STAP細胞が国際出願をされた。米国への移行が判明。】!!! http://www.techvisor.jp/blog/archives/5235 http://www.theguardian.com/us-news/2015/nov/05/george-bush-sr-book-reveals-a-more-dangerous-dick-cheney-than-anyone-knew http://www.presstv.ir/Detail/2015/11/07/436624/Rabbi-Rick-Jacobs-Israel-Palestine-settlement- https://www.youtube.com/watch?v=fNpgmrnva74&feature=player_embedded お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月12日 05時45分43秒
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