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カテゴリ:哲学研究室
悪魔に魅入られて、人の感性の形式である時間・空間が偽装され、対象化認識における先験的誤謬が、悪魔的な空虚な命題に、封じ込められてしまっている。
つまり、これがニヒリスムスの正体であり、今日の学問のカルト化の現実である。 政治経済的意図から、この(自分の)時間・空間を反省し、それの自由をもたらすことが学問の使命なのに、学問自らが逆立ちして第一哲学を偽装し、予定の儲け話にしてしまっているのである。 政治経済(ポリティカル・エコノミー)が第一哲学であり、哲学は形而上学とは無縁な無知の知である。 これを政治学と経済学、個別の分野の学問だとして偽装して、カルト化している。 本当は第一哲学、政治経済学、なのである。 政治経済の基礎定義理念がまた、酷い。 人が自分の暮らしを成り立たせることが政治経済である。 人の命が、時間・空間という「自分の命を守って、子孫をつないでいくこと(予定は一切ない)」が政治経済なのに、これが金儲けと金勘定の予定に化けてしまっている。 悪魔に魅入られて時間・空間が偽装され、人の対象化認識における先験的誤謬が空虚な命題に封じ込められてしまって、そうなったのである。 コトは哲学の偽装が、元凶なのである。 これをやったのはイルミナティのグランドマスターたちである。 アリストテレスの哲学を偽装して別物にすり替え、プラトンのイデア論を偽装してそれで形而上学を作り上げた。 科学技術の創設者の一人であるヒュパティアなど最も怪しい一人だし、ローマ帝国時代に、それがなされたことはほぼ間違いない。 ドイツの宮廷における偽ユダヤ人の成立と、ライプニッツによる形而上学の完成とも、一致してくる。 宮廷金庫番の彼が、学問というカルトの仕組みの基礎を立てた。 それが壮大なモナドロジーである。これは哲学では論議できない。 時間・空間が一切無視されているので、相手しての論議ができないのである。巨大風車にすぎない、ということ。 ヘーゲル哲学という、同時に形而上学でもあるカルトを自ら破壊して、これはハイデガーが教えてくれた。 政治経済抜きの哲学などありえないし、それがカルトとして基礎にある哲学なんて、もっとありえないのである。ニヒリスムスなのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年05月29日 07時37分56秒
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