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2017年03月30日
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カテゴリ:哲学研究室
 つまり、「対象の客観的認識物」としてイメージを語れば、それは「ピクチャーの存在」である。
 主観的に認識を語れば、それがイコンの存在、なのである。

 西洋ではイコンの存在は、神への「信仰の問題」であって、人の認識主観問題、なんかとしては扱わない。
 なので、イメージが「心象一般」の意味で語られること、なんぞも、ありえない。
 一部の無神論、悪魔主義者を除いて、である。
 
 わからない?
 あなたが、イメージという日本語の言葉の「常識の奴隷、悪魔主義者」だからである。 常識をまず、捨てる必要がある。

 イメージという言葉は、日本人を奴隷化する目的と意図で、組織的に企画し植えつけられた、実に危険な言葉なのであると自分で、わかってきた。
 そう、認識すべきなのである。

 これの呪縛から逃れるのは、容易ではない。
 オイラも成功しているとは、いいがたい。
 そもそも、オイラが言い出したコトではない。
 高名な、抒情を表に出す詩人たちの多くが、イマジズムは危険だという、その意見だった。これは後に述べたい。

 私どもはこれを、無自覚に、実に多用するのである。
 この言葉を使うことで、日本人のこころは、その先祖たちと切り離される。
 自由を得た気分になり、認識の力を得た気分になる。
 どちらも悪魔の手先と化しただけだが。

 近代的自我とも言えるエス(identのこと)と、メー(神々の力=立て組、目)と、その繰り返す、受け取りなおし「契約」、に導かれるのである。
 まあ、イメージというのは、一種のカルト呪文なのである。
 オン・マニ・パドメー・フーンみたいなもん。存在・宝珠・蓮華・完成。

 本当は、隠されたイコンの「存在」へと、その受け取りなおし「契約」へと導くための、メーの力を取り入れた魔術用語なのである。
 私ども日本人は詩人の意見に耳を貸さず、学者の見解を信じて、これに「中毒してしまった」。
 イメージという言葉は、だから麻薬だと言える。

 何の麻薬かといえば、対象的認識物の、主観性や客観性を見失わせ、認識立てられた存在者の存在という、ニヒルな権力意思へと導くための麻薬なのである。
 「偶像崇拝」、と言っていい。
 悪魔主義といってもいい。
 
 西洋では常に、イコンの論議は偶像崇拝と紙一重だった。
 日本では、またまたイコン理解のキーとなる、「存在者としての神」にあたる言葉がないので、イコンは全く理解できない。
 心象=イコン、ではないのである。

 心象、だと偶像崇拝になる。
 偶像崇拝へと導き、人々を奴隷化する目的で、たぶん、フリーメーソンの手先となった偽哲学者の西周が日本に撒いた種。
 それがイメージという言葉である。
 





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最終更新日  2017年03月30日 07時32分00秒
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