【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

フリーページ

2017年06月27日
XML
カテゴリ:哲学研究室
 世界観、というものは、確かにカルトとして立つ。
 必ずモノであるが。
 というより、これがたたないと、そもそも人は日常の暮らしができない。

 しかし世界像というのは、カルトとして立てて、導師(グル)の教説にしてしまったら世の終わりである。
 第三神殿は、決して建ててはならない、ということ。
 汝偶像崇拝すべからず。

 魂の肖像画はあり、みえないシェーマ(図式・構想力)はあり、説明できない時間・空間はある。
 それは私どもが「身体を持つ感情の生き物だから」で「ある」。(同義反復)

 しかし世界全体の像である世界像など、ありえないし、心の像としての光る硬いイメージなど、ありえないのである。
 自ら、神の権能でなければ。

 心の像は必ず暗い、薄ぼんやりしか見えていない、しかも柔らかい、庭でしかないモノ。
 西洋の、イコンという考え方もまた、予定と選びに毒された妄想なのだが、歴史的伝統がそれを解釈可能にさせている。
 しかし現代日本人の言う「心象」というのは、これは明白にダメである。詐欺である。
 イメージは「対象物の、描かれたピクチャー」であって、「心象の灰色ハガネ(春と修羅の冒頭に出てくる)」ではないからである。「心の方」ではなくて、対象の絡んだ、「モノの方」だということ。
 人はモノしか認識できない。心は、カルトを破壊して解かることはできても、認識できない。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017年06月27日 06時56分14秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

プロフィール

mugibatake

mugibatake

コメント新着

 アンチオーバーロード@ Re:日本酒を飲んでコロナ撲滅(04/28) ムギバタケ先生の「対象認識について(推…
 アンチオーバーロード@ Re:庭の形而上額 2ー4 常識の庭4(02/09)  50年前に出会ったときは近くて遠い存在…
 山科2008@ Re:こころ(02/22) お邪魔します。 哲学入門は繰り返し読んで…
 mugibatake@ Re[1]:新・ユダヤ人 3-5-5(05/10) 山科2008さんへ ありがとうございます。励…
 山科2008@ Re:新・ユダヤ人 3-5-5(05/10) > 拉致があかず (変換ミス)  …
 cozycoach@ Re:米国で(02/02) 進化について詳細です。 メインの質問は「…

日記/記事の投稿

お気に入りブログ

無題 New! マンネンコゾウさん

源氏物語〔9帖 葵 11… New! Photo USMさん

余多歩き くれどさん
一語楽天・美は乱調… cozycoachさん

カテゴリ

バックナンバー


© Rakuten Group, Inc.