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2019年04月25日
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カテゴリ:政治経済

 キリスト教の十字架には、アッシリアという前段の権威、があったわけだ。
 一つ知らんかったことが出てきた。よかったよかった。


 ついでに、ユダヤ教のシンボルマークを。
 こちらは六芒星(ヘキサグラム)?。いえいえ。


 ダビデ王なんぞとは一切無関係で、1648年にできたもの。
 神聖ローマ帝国で勲功があったユダヤ人部隊に下賜された旗印、がモトらしい。
 しかも、イエズス会が考案したモンだという。
 伊勢のカゴメ紋やヘロデ紋も、あとから誰かがくっつけたんじゃろう。


 さて本題。
 膨大な取引関係文書の残っている古いシュメール地域と違って、アッシリアは、もっと領域も規模も大きい巨大帝国なのに、民間経済の実態は一切不明。
 それも特徴的らしい。


 ヴェールで顔隠せ、といった、女性の衣服についての制限なども規定されている。
 アラブ社会では一般的な女性への規制のモロモロは、ここ、アッシリアがハシリ。
 たぶん、割礼なども、ここに何かが、ありそう。
 事細かい社会制度としての法律整備がなされたのも、アッシリア起源だからだ。


 女性蔑視、隠せ、黒塗りせよ、男性器のあるような女は決して作らせるな、チョン切れ、の官僚統制国家だったんだろう?
 そしてユダ族の男の割礼も、このアッシリアのやりかたを真似て作られた文化だと推測できる。

 シュメール系の多神教国家では、もともと女性の地位は極めて高かった。
 ウルを出たアブラムの一族も、もとはアガデの民ではなくてシュメール系のはず。

 それが日常的に戦争やるようになると、やっぱり権力者側から見たら、力の弱いやつは要らん、となるようだ。
 男色傾向も、目だって増えてくる。

 今日の医療団体の、731部隊譲りのへんな傾向が、バビロンの退廃と同一視される理由が、ちゃんと、あるわけだ。
 ヒゲズラの無骨で頑強なアッシリア兵士が、ウラルトゥの美貌の王に弱かった理由も、わかるような気がする。


 アッシリアはまた、後の中国に似た宦官制度も、もっていたようだ。
 男性への割礼は、これの無害な形式化、みたいなもんだろう。
 当時はチョンぎると、かなりの率で死んでいたらしいので、形式だけにして。
 力の弱い、奴属種族へ課す、形式だけの去勢強制。
 オイラが今思いついたチン説だが、たぶん、これで正解。自分で納得。


 「前9ー前8世紀にはアッシリアの高級官僚の1割以上は宦官だったとも推測されている。」
 そうだ。
 敵性種族であっても、超賢くて使えるヤツは使ったんだろう。
 だが、みんなみんなチョンぎって使ってた。

 この点から見ても、中国の周・漢とアッシリアは似ているのである。

 他の国の古典盗用や書き換えも多かったんだろう。
 十字なども、ハッチのマル十字文様の円枠消し盗用だし。
 十字を包み込む主人は消して、十字だけにした。
 もともとはカッシュ人(クシュ)がもってたもの、なのかもしれん。
 とにかく、よその文化を取り入れるのに極度に長けた、今のわが国みたいな、敗戦後の組織的陰謀忖度国家だったわけだ。


 但し、わが国は伝統的に、後期のシュメールにもあったらしい宦官制度を取り入れなかった。中国のも、無視した。
 倭人が持ってて新羅で変節した花朗制度も、一切入れなかった。
 源花は政権まで取ったのに花朗制度が消えてた。琉球王朝は、宦官入れたんだが。
 ここにも、奴隷制度の有無と、なにか関係がありそうなんだが、わき道なので素通り。


 しかしついでに、ニムロドと女王セミラミスについては、触れておいたい。
 アッシリアガラミではあるが、ユダ族のミシュナーが、絡んでいる臭い。
 よー解からん、話、ばかりなのである。


 ニムロドというのは旧約聖書に出てくる人物の名、といわれるが、実は首都アッシュールと別の、古い時代の副首都のような立場の、町の名じゃあるまいか。
。「『ミカ書』(5章)ではアッシリアについて預言する際、同地を「ニムロドの地」として言及している。 」という。
 「「ニムロド」とはまた、ヘブライ語で「我等は反逆する」を意味している」
 そうだ。


 アラム語だったらわかるが、ヘブライ語というのが出てくれば、すべてが実に怪しくなる。アラビア語でしょ?
 しかも、なんか複雑怪奇なのである。
 アッシリアの町を建てた男が、神アッシュールへの反逆者であったとかいう、へんな話。
 だから、ユダ族の、対アッシリア工作の陰謀書の一つなんだろうか?

 「カトリック教会や、この教派で行なわれるマリア崇敬の起源を、ニムロドとセミラミスに求める論が存在する」??
 これは、カトリックの検討で使えそう。つまり、これらはカトリック側の資料なのだ。


 「クシュにはまた、ニムロドが生まれた。ニムロドは地上で最初の勇士となった。彼は、主の御前に勇敢な狩人であり、「主の御前に勇敢な狩人ニムロドのようだ」という言い方がある。彼の王国の主な町は、バベル、ウルク、アッカドであり、それらはすべてシンアルの地にあった。彼はその地方からアッシリアに進み、ニネベ、レホボト・イル、カラ、レセンを建てた。レセンはニネベとカラとの間にある、非常に大きな町であった」

 ??だが、クシュシャラが、でてきた。アニッタシュの先祖はアッシリア人?だからアッシリア嫌ってた?
 まさにアッシリアの古代史みたいである。本物の話であれば。


 「セミラミス(Semiramis、アラム語: Shamiramシャミーラム)は、紀元前800年頃[1]のアッシリアの伝説上の女王。モデルは紀元前9世紀アッシリアの王シャムシ・アダド5世の王妃でその子アダド・ニラリ3世の摂政を務めたサンムラマート(英語版)で、ギリシャに渡ってセミラミスとなった。」

 というが、これもよーわからん話ばかり。いろいろ、多種多様ぐちゃぐちゃある。
 セミラミスはアッシリア語で鳩。


 「ニネヴェの都を築いたアッシリア王ニヌス(英語版)に寵愛され、息子ニニュアス(Ninyas)を産んだ。また「ニヌス王はセミラミスに毒殺された」という話だとか。

 また、本人は娼婦で、王を捕らえて牢に入れて女王として君臨したのだとか。

 「アルメニアの美麗王アラに求婚するが拒否され、戦争をけしかけるが殺してしまう。王の遺体にまじないを掛け、復活するよう神に祈りを捧げた。後にアルメニアの民衆がセミラミスの暴虐に反旗を翻そうとすると、彼女はアラが神の力によって蘇り、セミラミスの一愛人となったという嘘を触れ回った」、という変な話だとか。??


 美麗王アラムは、アルメニアの王ではなくて、ビバイナという大帝国の創設者である。高原の地域、ナイリの王。
 アルメニアは、メヌアシュと言うビバイナの後代の王が征服した最北の小領域で、アッシリアからは遠く離れている。

 ビバイナがアッシリア軍に攻め込まれ蹂躙された時代は確かにある。
 だが、アラムからはずっと後の時代で、しかもアルメニアがアッシリアに占領されたことはない、はずなのだ。


 全部、ギリシャ語で作られた後世の、王族向け黄表紙読み物の類かもしれん。
 アッシリアでは居場所のなかったイシュタル信仰が、地下にもぐって生き延びていたとか、アッカドの王の記憶が、未だ残っていたとか、想像はできるんだが。
 しかし、よーわからん。


 とりあえず、アッシリアから敗退転戦したい。
 十字見つけたから、敵前逃亡じゃない。






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最終更新日  2019年04月25日 13時02分20秒
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