【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

フリーページ

2022年08月13日
XML
カテゴリ:哲学研究室
しかし聖アウグスチヌスが、この聖書ができたばかりの時代の屋台骨を築いてた。
 そのことは、カトリックの皮むきすれば自然と見えてくるのである。
 修辞学的共有論議と哲学を、その区分の心構えがないままに導入。
 ごった煮にして。
 帝国という、国家体制の基礎に堅固に組み込み。
 そのことで、巨大化しすぎてたローマ帝国は、破滅した。

 これは彼の功績だとも言えるのである。
 つまり、聖アウグスチヌスによる一神教信仰の国家導入がローマ帝国を滅ぼした。。
 これでガタがきて、既存の巨大帝国が滅んだのである。
 享有と共有が重ならず、ガタガタガタとなって。
 そして神の国なんぞは、来なかった。
 ドリッテスライヒなんて、来ませんぞ。

 共有社会を祭らないからだ、と言える。
 神々がお互いの誓約(うけい)をしないようになったからだ。
 信仰を個人ごとにしてしまった。

  みんなで支えず、個人個人の特権で支えようとしたのである。
 修道院という、外枠さえ堅固に作ればいいと思ってたふしもある。
 個人享有の一神だけ祭って、論議も自然に見えるようにして。
 それが持つ破滅予定を、共有社会へムリヤリに持ち込んだ。

 修道院は、政教一致のためのもの。
 個人信仰と共有社会を一つの身体にすべきものだったのだが。
 ムリがあった。
 組織内部から、崩れていった。

 個々人のキリスト教徒には、共有の十字の切れ目入れて。
 皮むきされる犠牲者に選ばれた者たちの悲鳴の中で、共有の科学技術も生まれたが。
 それでもってローマ帝国も滅んでいった、とも言える。

 今日の生き残りは、帝国の過去が持っていた偉大な種族の栄光すら忘れた。
 ルーマニア界隈に、ローマ人という自覚もなく細々と暮らしている人たちだ。
 イタリアは、イタリキ人という別の種族名が支配。
 ローマ時代には野蛮人扱いだった民の天下となったのである。
 彼らも一神教徒だけど、カルト宗教は、ほどほどに、テキトーにするので。

 しかしカルトは、先鋭化もしていった。
 普遍化への運動と無知の知を、見えない個人信仰に重ねて。
 修辞学と科学技術で。
 大いなる繁栄への基礎を彼らが築いた、とも、言えば言えるかも
 イルミナティの導いた後のルネッサンスは、イタリアのものである。

 三つ目の力が、見えるようにされて。
 それが帝国を滅ぼしたんだが。
 見えない哲学が、知的論議と重なった。
 三位一体ともなって、巨大化した。
 それらの混在が、おかしげなカトリック社会繁栄の礎では?
 ということ。

 そういっていいと、歴史が言ってると思う。
 奴隷は皮むき、魔女は火あぶり、カルトをはみ出る異端者は全員虐殺。
 西欧、東欧は、そんな恐怖社会になっていったからだ。
 これを東西ローマ帝国支配の及ぶ、全領域で実現させた。
 ほかならぬキリスト教がやったことである。
 
 しかし聖アウグスチヌスの哲学は、本当に一神教なのか、というと。
 個人享有のもので、しかも信仰と一体なんで。
 どうにもわからん、のである。
 オイラは、ちがう、との思いを自分で断ち切れていないのだが。
 違う証拠が出せない。

 聖アウグスチヌスの前の時代に。
 キリスト教はは修辞学でもって、一意に共有論議できるように、すでに整理されていた。
 その修辞学で皇帝をも動かして。
 キリスト教の秘密教義を、国家体制にまで組み込んだ。

 言うなれば、アジェンダにしたのだ。
 サクラ立てて。
 悪人でもサクラ祭っていいんだ、有効なんだと、皇帝にも、言わしめた。
 皇帝をそそのかした。

 こんなアジェンダ体制そのものは、もちろん、すぐに滅ぶものだ。
 聖アウグスチヌス支配の修道院なんて、彼の一代限りで炎上。
 そしてオートメーション化された知性のみが、先験性のお墨付きを得たかのように躍り出て。
 のちにカトリックが生まれたのである。

 一神教の哲学なるものが、さらに生まれ。
 これがやがて、西欧東欧を、文字通り暴れまわって切り裂いていったのである。
 ローマ帝国は分裂し、無数の国家にきりわけられた。
 しかし本質はどの国家も同じだ。
 聖アウグスチヌスのような、修辞学と哲学の混在が一神教国となったローマ帝国を破滅させ。
 イルミナティと特権階級レビ族の隠された混在理由が、ローマ帝国をむしばんでいった。
 その本質を、どの国家も受け継いでいる。
 日本にも一神教徒カルトは入り込んでる。

 個人信仰と、それがやる共有社会の既存文化破壊。
 これは現代西欧・東欧・そしてすべての一神教国が抱える破滅の要因なのだ。
 知性と感性の諸関係を黒塗りして見えなくさせる、カルト制度の導入。
 すべて具脳死すな、三つ目支配の徹底なのである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年08月13日 08時45分07秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

プロフィール

mugibatake

mugibatake

コメント新着

 アンチオーバーロード@ Re:日本酒を飲んでコロナ撲滅(04/28) ムギバタケ先生の「対象認識について(推…
 アンチオーバーロード@ Re:庭の形而上額 2ー4 常識の庭4(02/09)  50年前に出会ったときは近くて遠い存在…
 山科2008@ Re:こころ(02/22) お邪魔します。 哲学入門は繰り返し読んで…
 mugibatake@ Re[1]:新・ユダヤ人 3-5-5(05/10) 山科2008さんへ ありがとうございます。励…
 山科2008@ Re:新・ユダヤ人 3-5-5(05/10) > 拉致があかず (変換ミス)  …
 cozycoach@ Re:米国で(02/02) 進化について詳細です。 メインの質問は「…

日記/記事の投稿

お気に入りブログ

無題 New! マンネンコゾウさん

源氏物語〔9帖 葵 11… New! Photo USMさん

余多歩き くれどさん
一語楽天・美は乱調… cozycoachさん

カテゴリ

バックナンバー


© Rakuten Group, Inc.