台風への違和感を感じていて、現代の科学的認識の持つヤバさ加減が、わかってきた。
まず「目的」を立て、「対象が明確」に切り分けられてないと発動しないのが科学的認識。
オイラは、この<科学的認識自体のヤバさを感じているのだ>とわかってきた。
世間では、その弊害として、スピリチュアルが流行し、占いや予言が流行し、末世の様相を呈しているが。
それをもたらしたのは科学認識への<過度の依存と要求>だと思う。
伝統が無視されている。
科学的認識は、目的を立てて発動する。
客観性を持つ、<対象化認識技術>である。
この意味が、誰にも、まるで見えてない。
そのことがわかってきたのだ。
もちろん、オイラにもきれいには見えていない。
ただ、科学技術は、対象を定義し客観的に切り分け確定し、整備して始める。
この定義がフラフラでは危険そのものだ、とは誰でもわかるはず。
それゆえ、おいらたちの現実が、死霊の世界だの、機械ゾンビの世界になってくるのだ。
スピリチュアルなファンタジー世界や、デジタルなAI支配の、しかもそれが優生学的に主人の社会になる、ということ。
現代は、その運命に向きあっている。
死霊の飛び交うアングラな世界は、実は。
科学技術が人の培ってきた伝統文化の世界に入り込み、それを支配し駆逐していく「新時代の世界」でもあると、あなたにも見えてくるはず。
恐怖の新時代。
台風の定義は、国の従事者の都合だろう。
これが、最近特に徹底して書き換えられてきたことを初めて知った。
目的に併せて、対象を切り分ける基礎認識を揺るがせてきているのだ。
「風の強さと吹き方」に関しても、この書き換えが行われて来たようだ。
実は台風はもともと、長年の伝統に培われたもの。
「暴風」という別名があった。
突風は竜巻にすぎんのであるが、この暴風というのが台風のこと、なのである。
おいらたち老人の頭にこびりついているのは、この暴風=台風というイメージである。
今回の台風でわかるように、気象庁は、これ(暴風)を定義から消してしまったのだ。
おまいら、消えろ、てよ。
h12,h14,h19、h25,h29年と、風の定義は頻繁に書き換えられている。
どこで暴風が突風に置き換わったのかは知らん。
こんなもんは伝統の言葉なので、動かしちゃいかんのに。
おいらたち老人が馴染んできた、25m暴風の台風定義は、もはや跡形もない。
実は先日初めて知った。
そしてこんどの10号台風も、暴風は、なかったのである。
科学が発達してきたから、新事実がわかってきた・・・ん、じゃない。
単においらたちの<伝統が駆逐された>だけの話。
暴風を伴わない、未知の新手の自力機関で、大気が渦を巻く低気圧のような新事態が起こって来ただけ、なのだ。
たぶん電磁波のような、もしかして人工かもしれない、未知の力が関与している。
ただ、そこは<ようわからん>のである。
しかも、ワカランのではプロとしての実績に傷がつくので、わからんまま定義の方をいじっていって、胡麻化したてるのだ。
こんどの低気圧は、わからんので「わからん低気圧渦巻とします」、と言えばすむこと。
そうせずに、伝統の「台風定義」を消した。
つまり分母を、いじった。
持続する風の「暴風」は消えたが、「突風」にすがって台風という伝統の言葉の面目を保とうとしているわけだ。
台風は低気圧の強力な渦である。
中心がへこんだ風の渦巻現象なので、中心近くでどうしても暴風の「概念は消せない」。
それで17m暴風の概念を、新たに作ったわけだが。
今度のやつは、中心近くでも、5mも吹いてない場合すらあった。
それで、ダウンバーストの突風を代わりに持ち込んできたわけだが。
相手が、<台風ではない別の新事態>なので、今後どうなるかだ。
議論置きるはず。
過去にも、こんなんはあったのかもれない。
台風と言うのは普通、その暴風圏内に被害をもたらし強風圏で雨を引きずったりはするが、今度の奴は違ったのである。
事前から、周辺の海水温を上げる機構と一体。
広域に線状降水帯という新手の概念をもたらす新事態と一体。
さらに長時間に渡って電波事情、電力事情にダメージを与え続ける新事態と一体。
独自の台風と言うより、地球気象と一体のモノ感が大きい。
電波事情、電力事情などは、気象庁では未だに掴んでないみたいだ。
営利企業各社などは一早く掴んで、広域で列車を止めて対策したりしている。
気象庁がちゃんと説明せんので、パンタグラフ飛ばされたくない新幹線が、なんで遠方の無関係な地域まで休止を決めこまにゃならんのか、違和感が出る事態になっちょる。
気象庁は、定義書き換えて自己責任が果たせると思ったら大間違いである。
懸念は懸念として、ちゃんと国民に報告すべきなのである。
伝統にも礼を尽くすべきである。
最も偉いのは国民庶民であって、選ばれし公僕なんぞじゃないからだ。